有機化学1の授業アンケート2025/02/06(木)
大学教育開発センターによるアンケートの結果が集計されてきました。回答していただいたのは19人、回答率は19%でした。ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございます。いただいたご意見への回答は大学に提出しますが、こちらにも書いておきます。
提出用紙の解答スペースが狭く書きづらい。前期の用紙に戻してほしい。
真ん中に縦線を入れたのが邪魔でしたね。縦線の位置を自分で変更して書いている人もいました。ただ、「解答と解説を分ける」というのは守ってほしいので、そこをどうするかですね。
右側のみ採点のレイアウトだと自分のスタイルで書きづらいです。
レポートは提出して評価を受けるものなので、評価する人にとって都合のよいスタイルが優先されるのは当然である、という認識をまず持ってください。ただし、重要なのは「解答と解説が明確に分けて書いてある」ことです。「左半分・右半分」に書き分けていなくても、解答と解説を一目でわかるように分離してある場合は、レイアウトにこだわらず評価しています。
あなたのスタイルが、「解答と解説を分離する」ことに対応できているかどうかをまず考えてください。そこが最も重要な評価ポイントであり、これからの科学的思考のトレーニングにつながる点です。解答と解説を別々に書くのはどうも苦手だ、と感じているのなら、まずそこを改善する必要があると思います。
レポートのおもて面だけに問題と解説を収めるのは難しい。授業内容の要約用に2枚目を出すこともOKにしてほしい。
提出物が2枚になると、整理する手間が激増するので、正直避けたいです。毎回全員のレポートを集めて、学籍番号順に並べ替えて、スキャナで記録を取る、という手間をかけているんです。レポートが2枚になると、さらに手間が増えます。のり付けやホチキス止めしてあると、スキャナにかける前にいちいち外す必要があります。
代案としては、授業内容の要約は任意として、レポートの採点対象から外す、ということですかね。毎回しっかり解説を書き加えていれば、授業内容の要約を別にやらなくても、十分理解は進むんじゃないかなと思います。採点対象から外せば、片面白紙で出す人が激増すると思うけど、まあそこは自己責任です。来期の有機化学2で試してみましょうか。合格率がさらに下がるかな(苦笑)。
合成問題をもっと多く解きたい。
「多段階合成の参考書」を参照してください! 有機化学2で学ぶ内容も多いので、今の段階ではなかなか手がつけられないかもしれませんが、参考になるところは多いと思います。