有機化学1の成績2022/02/16(水)
有機化学1の成績集計が終わりましたので、ご報告します。追試験の結果も含めてあります。(前回はこちら)
有機化学基礎と同様に、合格率が去年よりも10%ほど下がっています。いつものことですが、小テストの点数と成績の間には、明確に相関があります。黄色で囲んだあたりにいる人は、小テストの点数が伸びてないのに、有効な対策を立てられなかったということですね。
一方、今回は、本番で大奮闘した人もいました。緑で囲んだあたりの人は、小テストの平均点が10点以下なのに、合格ラインに乗せてきています。試験前に相当頑張ったんじゃないでしょうか? この人たちだけではなく、全般的に、小テストの得点率よりも試験の得点率の方がかなり上がっています。そういう意味では、試験前に頑張った効果はある程度出たのではないかなと思います。
しかし、有機化学というのは積み重ねなので、短期間で詰め込んで試験で結果を出すというのは、なかなか難しいと思います。普段から考える習慣を少しずつ積み重ねていく必要があります。2年前期の「有機化学2」はさらに難しくなりますから、油断しないようにしてください。
今回は、再履修の人の成績も少しばらついていて、残念ながら結果が良くなかった人もいました。今回合格できなかった人全般について言えることですが、「全然理解が追いついていない」というよりは、「理解できているところとできていないところの差が大きい」という印象を持ちました。穴を残さないように、粘り強く取り組むことが必要だと思います。