有機化学基礎 (2021年度前期・1年次配当・必修)
※ ここで公開しているのはすでに終了した講義の資料です。最新版は WebClass で公開しています。WebClass では、スライドの解説・動画・質問への回答なども公開します。受講者は必ず WebClass を見てください。
※ すでに受講を終えた在学生はこちらを見てください:WebClass 資料(見逃し配信を含む)のアーカイブ 「有機化学基礎 旧講義資料」 (大学メールアドレスでのログインが必要)
講義資料
章 | タイトル | 講義資料 | スライド |
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第1章 | 電子構造と共有結合 (1) | 講義資料 | スライド |
第2章 | 電子構造と共有結合 (2) | 講義資料 | スライド |
第3章 | 電子構造と共有結合 (3) | 講義資料 | スライド |
第4章 | 酸と塩基 | 講義資料 | スライド |
第5章 | 巻き矢印を使った反応の表記 (1) | 講義資料 | スライド |
第6章 | 巻き矢印を使った反応の表記 (2) | 講義資料 | スライド |
第7章 | 有機化合物の基礎 (1) | 講義資料 | スライド |
第8章 | 有機化合物の基礎 (2) | 講義資料 | スライド |
第9章 | アルカンとシクロアルカン | 講義資料 | スライド |
第10章 | シクロヘキサンの立体配座 | 講義資料 | スライド |
第11章 | 不斉中心を持つ化合物 | 講義資料 | スライド |
第12章 | アルケンの構造と反応 | 講義資料 | スライド |
第13章 | アルケンへのHBrの付加 | 講義資料 | スライド |
第14章 | アルケンへの水・アルコール・ボランの付加 | 講義資料 | スライド |
第15章 | アルケンへのハロゲンの付加・立体化学 | 講義資料 | スライド |
テキスト
以下のどちらかを入手してください。
- 「ブルース 有機化学 第7版(上)」化学同人
(講義中は「フルセット」と呼びます。有機化学1・2では下巻も使います) - 「ブルース 有機化学概説 第3版」化学同人
(「概説」と呼びます)
版は上の通りでなくても構いませんが、異なる版だと内容にかなりの違いがある場合があります。いちいちフォローはしませんので、版の違いについては自力で解決して下さい。
将来有機化学を仕事に積極的に利用したいと考える人には、フルセットをお勧めします。有機化学は単位がとれればよし、と考える人は概説でよいでしょう。ただし、講義で取り扱う内容で「概説」に記載がない場合もあります。必要ならば、大学図書館などで補ってください。
有機化学は学ぶべき内容が非常に多くあります。大学の講義では、教科書の内容をすべて網羅することはできません。むしろ、講義は「教科書を読破し理解するための入口」ととらえ、なるべく自分で理解を深めるように努めてください。
予習・復習について
本講義では、講義時間の2倍の自習時間をとることを要求します。これは私の独断ではなく、大学の単位授与の基準として定められているものです。週3時間×15週分の自習時間を、この科目のために確保してください。
(1) 予習
- 講義資料を事前に読んでおく。できれば印刷したほうが読みやすいと思いますが、スマホやタブレットで読んでも構いません。1年たったら消しますので、ダウンロードしておくことをお勧めします。
- 講義資料の最後の「今回のキーワード」について、分かる範囲で調べておく。
- 講義スライドも、できれば事前に目を通しておくとよい。
(2) 復習
- 講義中の課題を解き、「提出用紙」に記入する。
- 質問事項があれば、「提出用紙」に記入する。できる限り、WebClass の「質問と答え」コーナーで回答します。
- 余裕があれば、講義内容の概要も書いておく。
- 教科書の問題から、指定されたものを自力で解く。(正解は提供しません)
予習復習は、単に何かを書き写すだけではなく、「内容を理解する」ことを目指してやってください。内容が理解できているかどうかは、最終成績と明確な相関があります。くれぐれも「試験直前に集中して勉強すれば何とかなる」と考えないように。それ無理だから!
評価について
成績は、提出物の取り組み点を15%、期末試験を85%として決定します。合計60点以上が合格です。
提出物の取り組み点は、解答だけでなく考え方も書いているか、を中心に評価します。正解にたどりついたかどうかは重視しません。また、殴り書きのような汚いもの、用紙がぐちゃぐちゃに痛んでいるものは減点(場合によっては0点)とします。提出物を見やすく美しい状態で準備することは、渡す相手に対する大切な礼儀です。なお、手書きで書くことに支障があるときは(怪我をした場合なども含む)、事前に相談してください。
提出物と出席回数について、「公欠」(忌引き、大学指定の活動、感染症による出席停止)は配慮します。その他の病欠については、原則として特段の配慮はしませんが、特別な事情がある場合は申し出てください。
最近、不合格になった人が「レポートなどの救済措置はありませんか?」と質問してくることが増えてきました。成績評価は学生便覧とシラバスに記載された方法で行うと決められており、それ以上の救済措置は一切ありません。不合格になったら、次年度以降に再履修してください。