有機化学1のアンケート2024/02/06(火)
大学教育開発センターによるアンケートの結果が集計されてきました。今回は履修登録者84人に対して回答者13人、回答率15%と大変低くなってしまいました。何度か繰り返してアナウンスしたんですけどね……どうせ改善なんかされないだろう、と諦められているんでしょうか。毎回アンケートには真摯に対応しているつもりなんですが。
授業中に小テストや練習問題の詳しい解説が行われることで、何が違い、分かっていなかったのか分かり、その後の復習につなげられる点が良かった。
ありがとうございます。練習問題の解説を丁寧にやることは大事ですね。
小テストの時間あと1分ぐらい長くしてください。
これねえ……そもそも、小テストの得点を成績に反映させるのがよくないのかな、と思い始めているんですよ。昨日上げた試験結果の総括にも書いたんですが、小テストの目的を「点をとること」と捉えている人が一定の割合でいます。昨日参照した「理解度の確認~場面と方法(その4)~課題を提出させて」という記事から、一部引用します。
先生が丁寧に採点・添削しても、生徒が「何点もらえたか」しか気にしないことも少なくありません。先生方が手間をかけることが却って生徒から「どうして間違えたのか、どうすればより良い答案になるのか」を考える(=メタ認知を形成する)機会を奪っていることもあります。
もちろん、一番上で紹介した意見のように、ちゃんと「どうして間違えたのか」を考察している人もいるのですが、教員側としては、「そうじゃない」人に、どうやってきっかけを提供するかを考えていきたいところです。
あと、「私語に対応しているか」という質問に「そうは思わない」と回答している人がいました。私は今回の講義中はあまり私語は気にならなかったのですが、後ろの方に座っている人がごそごそやっていたのかもしれません。今後注意して見るようにします。