リチウムイオン電池にノーベル賞2019/10/10(木)
旭化成名誉フェローの吉野彰先生が、リチウムイオン電池に関する研究でノーベル化学賞を受賞されました。おめでとうございます。
吉野先生は、現在名城大学大学院の教授として、大学院の講義を持っておられます。こういう事態になってお忙しいでしょうに、来週月曜1限の講義は「通常通り」実施されるそうです。(ただし、冒頭の10分間だけは報道陣等に公開されるそうです。残りはいつも通り。) 吉野先生が本学に着任されたのは1年前だったかな? 着任後の最初の公開講演会の時に、「講義を通して、学生たちに自分の経験を伝えたい」と意欲を語っておられました。まさに有言実行。
吉野先生の受賞を「名城大学の関係者が受賞した」と大声で宣伝しようとは思いません。それは嘘ではないとはいえ、旭化成さんに失礼というものでしょう。でも、吉野先生の薫陶を本学の大学院生が受けていることは間違いないし、学生たちの期待を先生が全力で受け止めてくださっていることも事実です。その点は、素直に喜びたいと思います。また、吉野先生の招聘に尽力された本学関係者の慧眼にも感謝したいと思います。