カラー風船を買った2017/02/20(月)
カラー風船を買いました。合成実験に使います。もう一度言います。合成実験に使います。
特定の気体の雰囲気下で実験をしたいときに使います。水や酸素を嫌う反応を窒素ガス雰囲気下で行うとか、逆に酸素酸化するときに酸素ガス雰囲気下で行うとか。イメージとしては、下のような感じですね。(三方コックの向きが変ですが)
昔はこういうのを使いたいとき、ホームセンターとかおもちゃ屋さんとか100均とかで探して買ってきていたのですが、最近は理化学機器のカタログに載っています。しかしよく見ると、実験器具ではなくて「販促用品」カテゴリになっておりますね。
ネットの掲示板で、ゴム風船を使って実験するのを「融通の利かない団塊世代が昔アメリカから持ち帰ってきた実験方法を未だに墨守している」とボロクソに書いている人を見かけました。まあ確かに、ゴム風船は気体分子を透過させるので、厳密な実験や長時間の使用には向きません。でも、安上がりで簡便だし、そんなに目の敵にしなくてもいいんじゃないでしょうか。
その書き込みをしていた人は、「団塊世代のボス」によほど恨みがあったんでしょう。「教授憎けりゃゴム風船まで憎い」という感じですかね。私も「お調子者のバブル世代が…」とか言われているクチかも知れません。そして、そんなことを言っている人たちも、自分が年を取ると「あの○○世代が…」と下から悪口を言われるのでしょう。かくして、世代間の対立は時代を超えて受け継がれて行くのです(なんのこっちゃ)。