光合成の歌2017/01/31(火)
先日、イリノイ大学(アーバナ・シャンペイン校)名誉教授の Govindjee 氏から突然 Happy New Year メールが届きました。Govindjee 氏は植物生理学の大家で、光合成に関する本を何冊も書かれています。私と何の接点があるかと言うと、2008 年に Govindjee 氏の業績を称える光合成の国際会議がインドで開催されたとき、人工光合成の研究者の一人として講演をした、というぐらいのことです。その時に、あるいは他の国際会議の時にも、感じたのですが、Govindjee 氏の交友関係はとてつもなく広くて、しかも一流の光合成研究者の Who's who さながらです。そんな人に名前を覚えられていただけでも光栄なことです。また言わないかんな、「周りはすごいんや、周りはな」。
(一流の人って、案外下っ端の人のことまで覚えてたりするんですよね。偉い学者さんで「いやあ私は人の名前が覚えられなくてね」とうそぶく人が時々いますが、この人あんまり一流じゃないかも、とちょっと思ったりします。ちなみに、私は人の名前を覚えるのは非常に苦手です)
その Govindjee 氏のメールのフッタにリンクが貼ってあったのが、"Photosynthesis song" です。YouTube の動画だったので、下に直リンクを貼っておきます。
YouTube で見ると、同じシリーズでいろいろな歌があるようです。英語圏だとこういうのが共有できるから、うらやましいですね。日本ではなかなか…数学系はときどき見かけますけどね。昔 NHK の「みんなのうた」でやってた「算数チャチャチャ」とか(ルートとか三角関数とか、算数じゃなくて高校数学レベルだけど)、ちょっと前に「2355」でやってた「エラトステネスのふるい」とか。歌ってる人が半端なくすごかったりします(「算数」はペギー葉山さん、「ふるい」は中尾ミエさん)。
ところでこういうの、ボカロとかやってる人が本気を出したら、世界レベルで勝負できそうな気がします。あんまり興味ないかな。