卒研発表終了!2015/02/25(水)
今日は材料機能工学科の卒研発表でした。うちのグループでも、坂東研配属の卒研生を2人お預かりしていましたので、私も卒研指導教員として参加しました。材料機能工学科の卒研発表は、4つの部屋に分かれて実施され、指導教員は自分の指導学生とは別の部屋を担当することになっています。これはつまり、発表する卒研生から見ると、自分の発表を採点する教員の中に必ず自分と違う専門分野の人がいる、ということになります。発表者の指導教員が同じ部屋に居ると、他の教員はついつい質問が甘めになったりするものなのですが、この方式だと変な質問が遠慮なくできます。というわけで、これは卒研生にとってはずいぶんプレッシャーのきつい、そして教育的効果が見込めるシステムです。材料機能工学科は伝統的にこのやり方をとっているようですね。
もっとも、先生方を見ていると、指導教員が目の前にいたとしても、けっこう遠慮なく厳しい質問や変な質問をしているような気がします。修士論文公聴会はそうでしたから。そういう点では、この学科は健全で良い雰囲気を保っているなと思います。
さて、そのきついプレッシャーを、卒研生のみなさんは何とかくぐり抜けておりました。2ヶ月ぐらい前は、どうなることかと思ったけどねえ。(いや実は私はあまり心配してなかったんですが、本人たちはすごく不安だったと思う…)上に書いた通り、私自身は指導学生の発表は聞いていないのですが、院生の人によれば、「練習よりずっとよい発表ができていた」とのこと。みなさんお疲れさま。