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研究テーマ

鉄道車両や自動車などの交通機械はもちろん,あらゆる機械が動くと必ず発生する振動・騒音を低減し,機械の性能や信頼性,快適性などの付加価値,
の向上を目指した研究を行っています.とくに,軽量化や構造簡素化,高速化などにより顕著となる「弾性振動」を低減する研究に力を入れています.
鉄道車両の車体弾性振動は乗り心地に大きく影響するため,その低減は重要な研究テーマです.

研究テーマの設定と公表

鉄道車両をはじめ,一般の機械構造物に広く適用可能な振動低減技術の開発を目指したテーマで卒論・修論テーマを設定しています.
卒論や修論の成果は,講演会や査読付論文として積極的に公表しています. また,これまで多くの学生が学会講演等において表彰を受けています.

卒論・修論研究テーマの例

研究内容の紹介

人体の制振効果を模擬した新しいマルチモード制振デバイスの開発

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連続体の振動解析に基づく多モード制振

鉄道車両の簡便で詳細な振動解析モデルの構築

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複合構造体の振動特性評価と振動抑制に関する検討

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これまでの卒論・修論テーマ

2024年度卒業論文

【参考:秋田県立大 動的設計研究室のこれまでの卒論・修論テーマ】

2024年度修士論文

  • 周期構造を持つはりおよび平板のハンドギャップ特性の数値解析手法の構築
  • 形状異方性粘弾性体中に埋め込まれた質量による多モード制振
  • ばね定数および減衰係数調整機構を有する動吸振器の開発

2023年度修士論文

  • 限定された計測点からの情報に基づく特性行列推定精度向上に関する検討
  • 多方向から支持された質量を用いた多軸動吸振器の構成と実構造物の多モード制振
  • 金属から成る周期的複合はりの構成とバンドギャップ特性の関係に関する検討

2023年度卒業論文

  • 周期的構造の形状と配置によるバンドギャップ特性への影響
  • 減衰特性解析のための積層理論と軽量性・剛性を考慮した高減衰金属積層材の構成に関する検討
  • 周期複合はりにおける構造置きかえによるバンドギャップ特性への影響
  • 非一様平板状構造体の振動解析のための分割平板モデル構築に関する数値的検討
  • 平板型構造体の多モード制振における並進回転型3自由度動吸振器の提案と実験的検証

2022年度修士論文

  • 粘弾性体中に埋め込まれた質量による多軸・多モード制振デバイスの開発
  • 金属積層材料を対象とした減衰特性評価のための解析モデル構築
  • ゴムチューブを使用した空気圧ばねによる周波数調整可能な多軸動吸振器の開発
  • 側面が曲率をもつ薄板箱形構造物とした鉄道車両の車体弾性振動解析モデルの構築

2022年度卒業論文

  • 周期的複合梁のバンドギャップ形成に関する解析モデルと検証実験方法の検討
  • 慣性モーメント調整可能な並進回転型動吸振器による弾性平板の多モード制振
  • 特性行列を用いた平板の構造変更可能性の検討
  • 主系の特性変化に対応可能な動吸振器実現に向けたばね・減衰要素の検討
  • 対象周波数調整可能な動吸振器による中ぐり棒のびびり振動抑制

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2021年度卒業論文

  • 平板状構造物の特性行列同定のための制約条件設定に関する検討
  • 多方向から支持された質量による動吸振器に関する理論の数値的・実験的検証
  • 有限要素解析による周期的複合はりのバンドギャップ形成

2020年度修士論文

  • 柔軟筒状構造物の簡易な弾性振動解析モデルの構築
  • 多モード制振のための多軸動吸振器のモデル化と制振性能の検討
  • 周波数応答関数を用いた実構造物の特性行列同定
  • 制振周波数調整機能を備えた多軸動吸振器の開発

2020年度卒業論文

  • 粘弾性体に球状質量体を挿入した動吸振器の振動設計
  • 多層金属構造はりの減衰性能評価
  • 粘弾性体を使用した吊下げ式横振動動吸振器の設計と性能評価
  • 非一様板状構造体の簡易な弾性振動解析モデル構築手法

2019年度卒業論文

  • 薄板角筒状構造体の構造変更による弾性振動特性への影響
  • ばね定数調整機能を有する制振機器吊り具の提案
  • 球状粘弾性体に球状質量を埋め込んだ制振デバイスの検討
  • 金属材料の減衰性能評価のための高信頼性損失係数測定手法の検討

2018年度卒業論文

  • 柔軟構造物の弾性振動特性把握システムの構築
  • 柔軟構造物の簡易な弾性振動解析手法
  • 球状高吸水性樹脂を用いた構造物のマルチモード制振デバイスの検討
  • 3軸を粘弾性支持した質量による小型動吸振器の開発
  • 柔軟構造物の弾性振動を利用した発電手法に関する基礎的研究

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これまでの研究室関連の受賞等(2017.4~)

教員

学生

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