有機化学演習 (2019年度前期)
ポリシー
※ ここで公開しているのはすでに終了した講義の資料です。最新版は WebClass で公開しています。下記のポリシーはこの資料を公開した当時のものであり、現行の講義はポリシー自体もかなり変わっています。必ず WebClass を参照してください。
この演習では、有機化学について「説明する力」と「質問する力」を鍛えましょう。
今の時点で「有機化学が全くわかってない」人でも、毎回出席して、議論に「真剣に」(重要!)参加していれば、単位は取得できます。「ある程度わかっている」人なら、さらに理解を深めることができると思います。積極的な参加を通して、有機化学を考える力をつけていってください。
進め方
- 毎回、5個の課題を出します。
- 各自で、1個の「担当課題」について、予習してきてください。初回は、「自分の学籍番号を5で割ったあまり+1」の番号を担当課題とします。2回目以降は、このページから担当課題一覧へのリンクを貼ります。
- 予習してきた課題ごとに集まってもらい、「答え合わせ」および「どのように説明すれば理解しやすいか」を議論します。(25分)
- 1〜5の課題について、順番に数人ずつのグループに分かれます(こちらで指定します)。自分の担当課題について、ホワイトボードを使って説明してください。他の人は積極的に質問・コメントしてください。(13分×5)
- 第1回説明用スライド
- 提出用紙(A4 両面印刷。毎回配布するので、無くした時だけ自分で印刷してください)
2019/04/03 追記:少しフォーマットを変更したので、印刷が必要な場合はダウンロードし直してください。
注意事項
「課題に対して正しく答える」ことはもちろん重要ですが、本演習では「議論の質」を評価の対象にします。「よくわからないけどこの答えになるらしい」というのはダメです。どうやってその解答が導かれるのかが記録に残るように、しっかり議論をしてください。
出席についてですが、原則的には「出席回数に関わらず、評価点の合計によって」成績を決定します。毎回の評価が満点に近ければ10回の出席で合格点に達しますが、毎回の評価が平均6割なら1回休んだだけでアウトです。普通の講義よりも出席要件は厳しいと思って、心して参加してください。
2019/05/20 追記:議論の質が少し落ちてきたので、評価基準を見直しました。時間中にしっかり議論するようにしてください。また、「解答例」のかわりに「ヒント」を提供することにしました。
回 | タイトル | 課題 | 担当表 |
---|---|---|---|
第1回 | 電子構造・酸と塩基 | 課題 | |
第2回 | 有機化合物の基礎・立体化学 | 課題 | |
第3回 | アルカン・シクロアルカン・アルケン・アルキン | 課題 | |
第4回 | アルケンへの求電子付加反応 | 課題 | |
第5回 | 脂肪族求核置換反応 | 課題 | |
第6回 | 脱離反応 | 課題 | |
第7回 | 非局在化電子を持つ化合物・芳香族性 | 課題 | |
第8回 | 芳香族求電子置換反応 | 課題 | |
第9回 | カルボニル基への求核付加反応 | 課題 | |
第10回 | 求核アシル置換反応 | 課題 | |
第11回 | エノール・エノラートの反応 | 課題 | |
第12回 | ラジカル反応・ペリ環状反応 | 課題 | |
第13回 | 合成デザイン | 課題 | |
第14回 | 多段階合成 | 課題 | |
第15回 | 有機化合物の構造決定 | 課題 |