日本化学会第98春季年会2018/03/26(月)
日本化学会第98春季年会に参加してきました。今年は、1日目が卒業式とかぶってしまったので、2〜4日目に参加。去年は日帰りでしたが、今年は2泊3日滞在できました。会場は、日本大学理工学部の船橋キャンパスです。春季年会の会場としては馴染み深く、何度も来たことがあります。
今回はM1の学生が5人発表しました。4年生の発表は残念ながら実現できませんでした。1人は進学してくれるので、来年はぜひ発表させてあげたいと思います。
最近はポスター会場を中心に見て回ることが多かったのですが、今年は少し思うところがあって、ミニシンポジウムや口頭発表を中心に聴講しました。雑誌会で学生が紹介してくれた論文の著者の話が聞けたりして、刺激的でした。
光合成やエネルギー関連だと、やはり無機材料に勢いがある印象が強く、有機物はどこに勝機を見出せばいいか、いろいろと考えさせられました。化合物デザインの自由度が高いのは利点なんだけど、あっと驚くような機能というか反応性が現れることは少ないのかな、と。デザインの自由度を生かして、協同的な相互作用をうまく演出していくことが必要なように思っています。 (何を書いているのかよくわからないかも知れないけど、あんまり詳しく書くとネタバレになっちゃうので…)