アンモニアの結合:ローンペア
図をクリック(タップ)すると、三次元の図が表示されます。読み込むのに少し時間がかかります。
アンモニアの分子モデル
最初はアンモニアの分子モデルです。三次元の図が表示されると、「Spin ON」「Spacefill ON」のボタンが現れます。Spin ON をクリックすると、自動的にゆっくり回転します。また、三次元の図をドラッグすると、自由に回転させることができます。Spacefill ON をクリックすると、「原子の van der Waals 半径」(これ以上近づくと反発力が働く距離)を表す図になります。
アンモニアの sp3 混成軌道
原子核と結合は、小さな点・細い線で示してあります。Surface OFF をクリックすると、軌道の図が表示されなくなり、上の分子モデルと同じような表示になります。
4つ目の sp3 混成軌道は、H と結合を作るのではなく、電子が2個入ります。このように、1つの原子に占有されている価電子で、スピンが対になって同じ軌道に入っているものを、ローンペアと呼びます。
アンモニアの N–H 結合性軌道
次は、アンモニアの N–H 結合性軌道です。N–H 結合は3本あるので、結合性軌道も3つあります。それぞれに電子が2個ずつ入って、共有結合を作っています。
アンモニアの N–H 反結合性軌道
最後に、アンモニアの N–H 反結合性軌道です。N–H 結合1本ごとに、反結合性軌道が1つあります。ここには電子は入っておらず、「空き部屋」です。