活動報告

活動報告の紹介

研究活動

基礎・臨床研究で得られた成果は、積極的に国内外の精神神経薬理学、神経科学および医療薬学関連の学会や研究会にて報告し、世界を見据えて広く社会に発信しています。また、招待講演やシンポジウムなどにおいても多数発表を行っています。

大学・研究室行事

大学行事として、学生フォーラム、ソフトボール大会、オープンキャンパス、卒論発表や卒業式などが開催され、こうした行事には積極的に参加しています。研究室行事として、鶴舞公園での花見、ゼミ旅行、スポーツフェスティバル、新年会など、1年を通して楽しいイベントを開催し、メンバー同士の親睦を深めています。

国際交流活動

名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターは、学術交流協定を結んでいる米国をはじめとする海外の大学教員や臨床研修生を受け入れ、講義への参加、関連医療施設の見学、症例検討を通し、研究・教育の交流を行っています。 名古屋大学医学部附属病院での臨床研修は、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターサテライトセミナー室を拠点として、当部門のアドバンスト学生や配属学生が薬剤部と協力して実施しています。アドバンスト学生は病棟・薬剤師外来や関連医局での活動を中心に、臨床研修・症例や研究内容を英語で紹介します。また、日米の薬学教育や文化も紹介し、交流を深めています。

社会活動

くすりを通じて社会を知ることで社会に貢献できる医療人の育成を目指して、地域での「くすり教室」や「研修」活動を積極的に実施・参加しています。中でも、特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO)は、国民にくすりを安全に安心して使っていただくために薬剤師や国民に対する教育講演や学会を開催しています。その活動の一つとして、小学生にもくすりのことを知ってもらう講義や体験実験(くすり教室)を行っています。2014年度からは、薬物依存に関連する講義や体験実験も行っています。

2019年11月10日

日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部 合同学術大会2019(名古屋)

「日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部 合同学術大会2019」が、名古屋市立大学大学院薬学研究科・薬学部(田辺キャンパス)にて「新時代の薬学・薬剤師像を考える」をテーマに開催されました。平成の時代には、6年制薬学教育が導入され大きな改革がありました。教育年限の延長と実務実習の充実から薬剤師へ求められる臨床能力は拡大した一方で、教育現場に求められる資質・負担は拡大しました。令和へと時代が移り変わり、この改革を臨床・教育現場に関わる薬剤師・教員が共同で再評価することで、新時代で活躍する薬学・薬剤師像を考えることができ、各会場で活発な討論が行われておりました。

当室からは、学部6年の武藤利奈が口頭発表を行いました。新生仔期マウスにおけるプロスタグランジンE2投与による成体期の高次機能に与える影響とその因子の探索についての発表では、新生仔期マウスへのプロスタグランジンE2の投与量の設定方法や、若年期と成体期での生化学的な変化の相違について質問を頂き、臨床的観点から研究を見つめ直す良い機会となりました。

特別公演では「精神・神経疾患の治療薬は脳内でどのように働いているか?」を拝聴しました。統合失調症やアルツハイマー型認知症を始めとした精神神経疾患の病態生理や治療薬の作用部位、作用機構は未だ十分に解明されておらず、新規治療薬の開発が困難になっています。本講演では、細胞内シグナルの網羅的・系統的解析を用いて、マウスの情動行動におけるドパミン神経細胞内のシグナル伝達を介した神経可塑性の調節機構、ドパミン神経系へのグルタミン酸やアセチルコリンの修飾作用など、大変興味深い最新の知見を得ることができました。本学会を通して、改めて基礎研究が疾患の病態解明や創薬にとって重要であることを実感することができました。本学会で学んだことを活かし基礎と臨床、両観点から適切な薬物療法を提案できる薬剤師になれるよう、より一層勉学に励みたいと思います。

(報告者:武藤利奈)

【一般講演:(口頭)生物系】
武藤利奈
「新生仔期マウスにおけるプロスタグランジンE2投与による成体期の高次機能に与える影響とその因子の探索」

2019年11月2~4日

第29回日本医療薬学会年会(福岡)

「第29回日本医療薬学会年会」が、福岡国際会議場・マリンメッセ福岡・福岡サンパレス・ホテル日航福岡にて、「新しい時代を担う医療薬学のこれから~薬学の英知の結集~」をメインテーマとして開催されました。

近年、次世代シークエンサーや分子標的薬の開発に伴うがんゲノム医療の推進、人工知能や情報通信技術を活用した業務支援システムの開発など、複雑化・高度化していく医療の中で薬剤師の役割が求められています。本年会では、新たな医療時代に適応し、最先端の医療や研究で活躍されている国内外の医療薬学関係者、1万人以上が一同に会し、最新の知見の紹介に加え、いかに新しい時代の医療薬学を担っていくのか活発にディスカッションが行われていました。

当室からは、野田幸裕が一般演題のポスターセッションにて発表を行いました。地域医療に関わる多くの薬剤師から、吸入薬の再確認の頻度や期間、薬局からのフィードバック方法などの質疑や地域薬局と情報連携に関するコメントなどについて意見交換を行い、大変盛況でした。こうした意見交換を通じて、当室の薬剤師外来と地域医療の在り方を見直す良い機会となりました。

なお、本学会において研究員の鳥居 綾先生が、2019年度 Postdoctoral Awardを受賞しました。この受賞は、学位論文などに基づき、医療薬学分野に関する学業活動に取り組んだ研究業績(医療薬学領域の研究など)について、今後の展開性や将来性が評価された結果です。

(報告者:野田幸裕)

【一般演題(ポスター)】
野田幸裕(11月3日)
「薬剤師外来における吸入療法支援の有用性と評価方法・連携ツールの作成」

【受賞講演】
後藤 綾(11月4日)
「抗精神病薬による血液毒性の発現機序に関する研究」

2019年10月11~13日

第6回アジア神経精神薬理学会(AsCNP2019)/第49回日本神経精神薬理学会年会(JSNP2019)/第29回日本臨床精神神経薬理学会年会(JSCNP2019)(福岡)

「第6回アジア神経精神薬理学会(AsCNP2019)/第49回日本神経精神薬理学会年会(JSNP2019)/第29回日本臨床精神神経薬理学会年会(JSCNP2019)」が福岡国際会議場・福岡サンパレスホテル&ホールにて3学会合同で開催されました。

本学会は、中枢神経障害の治療薬の効果の根底にあるメカニズムを解明し、神経精神薬理学においてアジアの次世代に発展させることを目的に開催されました。日本を含むアジアの研究者1750人以上が一同に会し、最新の知見の紹介に加え活発なディスカッションが行われていました。

当室からは、野田幸裕教授がAsCNPシンポジウムのシンポジストとして、吉見 陽助教、博士課程3年の伊藤貴博先輩、博士課程2年の内田美月先輩、および学部5年の吉田樹生がAsCNPポスターセッションにて発表を行いました。いずれの発表でも国内外の神経精神薬理学者から多数の質疑があり、大変盛況でした。

シンポジウムや特別講演、一般講演では、国内外の研究チームによる最先端の技術を駆使した研究内容や企業研究者の製品開発への道のりなど非常に興味深い発表を拝聴しました。国際交流やアカデミアと企業研究者の交流により神経精神疾患の病態解明や診断、治療法の確立、あるいは創薬のサイクルが加速することと思います。今回初めて国際学会に参加し、言葉の壁を感じましたが、多数の質疑やアドバイスから自分の研究内容を見直す良い機会となりました。今回得られた経験を忘れず、今後もより一層精進していきたいと思います。

なお、本学会において、野田幸裕教授がExcellent Presentation Award for AsCNP2019:Principle Investigatorを、吉見 陽助教、博士課程2年内田美月先輩がJSNP Excellent Presentation Award for AsCNPを受賞しました。

(報告者:吉田樹生)

【シンポジウム】
野田幸裕(10月12日)シンポジスト(シンポジウム21)
シンポジウム21:「Involvement of glial dysregulation of glutamatergic neurotransmission in development of behavioral abnormalities」

【一般演題(ポスター)】
吉見 陽(10月11日)
「Transcriptome analysis of major depressive patients and stress model mice showing depressive-like behaviors」
伊藤貴博(10月11日)
「Dysfunction of protein kinase C-beta 1 (PKCβ1) - serotonin transporter (SERT) systems is involved in depression-like behaviors in stressed mice」
内田美月(10月11日)
「Functional roles of glutamate transporter in neurodevelopmental processes」
吉田樹生(10月12日)
「Involvement of glutamate receptors in the impairment of social behaviors induced by social defeat stress exposure as juveniles」

2019年9月21~22日

第3回日本精神薬学会総会・学術集会(神戸)

「第3回日本精神薬学会総会・学術集会」が、神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにて「多様化する精神科薬物療法~患者とともに考える~」をテーマに開催されました。本学会では、安全な精神科薬物治療を実践するためには、どのような情報共有やその連携システムが必要なのかを職種の枠を超えて考えることを目的としていました。2日間を通して、薬剤師や薬学生を中心に約460名が参加し、各セッションにおいて活発な討論が行われました。

本総会・学術集会において、野田幸裕教授がワークショップ2の企画運営や教育講演3の座長、鍋島学術奨励賞受賞者講演の司会を務められました。また、2018年度鍋島学術奨励賞受賞者として、吉見 陽助教が網羅的解析技術を用いた精神疾患関連因子の同定と診断技術開発について、研究員の肥田裕丈先生が精神疾患の環境要因に関わる発症脆弱因子の探索と意義の解明について講演を行いました。さらに、博士課程2年の内田美月先輩、学部6年の岩永周子が口頭発表を行いました。

ストレス負荷による社会性障害における海馬ニコチン性アセチルコリン受容体を介する細胞内情報伝達系異常の関与についての発表では、モデルマウスはどのような疾患を想定しているのか、行動障害の持続期間について質問を頂きました。3T3-L1細胞(脂肪細胞)でのクロザピンによる脂肪滴蓄積におけるアドレナリンβ受容体の関与についての発表では、今後検討予定の受容体や、クロザピンとアドレナリンβ受容体遮断薬の併用処置におけるレプチンmRNA発現量について質問を頂き、自分の研究を見つめ直し、今後の研究方針について改めて考えることができました。

理事長講演では、「精神科専門薬剤師の役割を再考する」を拝聴しました。精神科専門薬剤師・精神科薬物療法認定薬剤師が誕生して11年が経過しました。精神科領域の薬物治療において多剤併用大量処方が問題視されており、副作用の発現は患者のQOLを低下させ、社会復帰を妨げています。このような課題を打破するためには、高度な精神科薬物療法等について知識・技術を備えた精神科専門薬剤師の養成が必要であり、処方の最適化への関与が求められています。さらに薬物療法に関する研究・開発を行うと共に教育的な立場から、より多くの精神科薬剤師を指導することが良質な医療の提供に繋がります。日本の精神科医療に携わる薬剤師の現状や精神科専門薬剤師の役割について理解を深めることができました。

本総会・学術集会では、精神科薬剤師がチーム医療で患者の治療に携わることはもちろん、患者と共に治療を考え、患者のリカバリーに向けたサポートの重要性について知識を深めることができました。将来、臨床薬剤師として働く際に非常に参考となる有意義な会となりました。

なお、本総会・学術集会の口頭発表において、内田美月先輩、岩永周子が2019年度日本精神薬学賞を受賞しました。

(報告者:岩永周子)

【ワークショップ】
野田幸裕(9月21日)企画/運営
「ワークショップ2:第3回 向精神薬の減薬・減量ガイドライン構築のためのワークショップ」

【口頭発表】
内田美月(9月21日)
「ストレス負荷による社会性障害は海馬ニコチン性アセチルコリン受容体を介する細胞内情報伝達系異常が関与する」
岩永周子(9月22日)
「3T3-L1細胞(脂肪細胞)でのクロザピンによる脂肪滴蓄積におけるアドレナリンβ受容体の関与」

【教育講演】
野田幸裕(9月22日)座長
「教育講演3:気分障害-その診断と治療」

【鍋島学術奨励賞受賞者講演】
野田幸裕(9月22日)司会
吉見 陽(9月22日)講演者
「網羅的解析技術を用いた精神疾患関連因子の同定と診断技術開発」
肥田裕丈(9月22日)講演者
「精神疾患の環境要因に関わる発症脆弱因子の探索と意義の解明」

2019年7月25~28日

NEURO2019(第42回日本神経科学大会・第62回日本神経化学会大会 合同学会)(新潟)

「NEURO2019(第42回日本神経科学大会・第62回日本神経化学会大会 合同学会)」が、朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター(新潟市)にて「飛翔する脳科学:命と心の接点」というテーマを掲げ開催されました。今回は、日本神経科学学会と日本神経化学会の合同年会をNEURO2019と名付け、2013年の京都大会より数えて6年ぶりの合同開催となりました。昨今のヒト脳科学研究や基盤神経研究の著しい発展と、生物学、化学、医学、薬学に限らず、経済学、心理学、情報・システム工学、教育学を巻き込んだボーダーレス化、グローバル化の観点から大会プログラムが企画されました。その名の通り各セッションは、世界各国・各研究分野のエキスパートが独自のデータから脳機能を多角的に考察しており、シナプスにおける神経伝達に必要な最小構成タンパク質の同定、人工知能からヒト脳機能の考察、マウス社会のヒエラルキー構造を決定・破壊する神経回路の同定などセンセーショナルなものばかりでした。大会期間中はいずれも真夏日でしたが、それに負けないくらいの熱い議論が繰り広げられておりました。

当室からは、博士課程3年の伊藤貴博が一般演題のポスターセッションにて発表しました。神経精神疾患患者より横断的に欠損が認められ、その機能が良く知られていない分子を解析した当発表には、遺伝子学・行動学・神経化学などの様々な観点から多くの質問や意見をいただきました。ポスターに載せたデータを鋭い目線で見つめられた時は、緊張感が漂うものの、一度議論を始めてしまえば議論は尽きませんでした。

脳透明化、光遺伝学、AIなど、昨今の技術進歩により脳科学研究は新時代を迎え、加速する脳機能解明への道のりには、ワクワク感と楽しさがあり、挑戦しがいがあります。新知見に辿り着けるようになるためには、脳を「知る」ことだけに専念するのではなく、他者と「協同」すること、後進を「育成」することも大切だと学びました。「協同」には、研究者としての実績と信頼が、「育成」には根気や熱意、思いやりが必要です。残り限られた当室での活動を無駄にせず愉しめるように、今大会で得た学びを忘れずに精進していきます。

(報告者:伊藤貴博)

【一般演題:ポスターセッション】
伊藤貴博(7月25日)
「アストロタクチン2(ASTN2)はセロトニンおよびドーパミン作動性神経系に影響を及ぼすことで情動および認知機能を調節する」

2019年7月23日

第34回 平成30年度助成研究発表会(東京)

「平成30年度助成研究発表会」が、京王プラザホテルにて開催されました。

精神疾患と喫煙には非常に密接な関係がありますが、喫煙から摂取するニコチンは末梢および中枢に存在するニコチン性アセチルコリン受容体を介して様々な作用を示すことから、精神神経機能に与える作用機序の解明が多数行われています。当室からは、野田幸裕教授が「喫煙と精神機能・行動」のセッションにて平成30年度の研究成果を発表し、同セッションの座長も務められました。発表後には、ニコチン連続投与による依存形成への影響について質問を頂きました。

今回の研究発表会は研究助成の最終年度の報告であり、これまでの研究成果をまとめると同時に、今後の検討課題を見つめなおすことができました。引き続きニコチンによる治療効果の機序を解明し、ニコチン関連分子に注目した新規治療薬の開発を目指したいと思います。

(報告者:内田美月)

【喫煙と精神機能・行動】
野田幸裕 口頭発表(演題番号167)
「気分障害の神経精神機能におけるニコチン関連分子の探索-基礎と臨床研究からのアプローチ-」
野田幸裕 座長(演題番号160~163)

2019年7月18~19日

革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト<革新脳>後期キックオフミーティング(神奈川)

「革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト<革新脳>後期キックオフミーティング」が、ホテルおかだ(箱根湯本)にて開催されました。

革新脳プロジェクトは、霊長類(マーモセット)の高次脳機能を担う神経回路の全容をニューロンレベルで解明することにより、ヒトの精神・神経疾患の克服や情報処理技術の高度化に貢献することを目的に、全国の様々な研究拠点の協力により実施されます。2014年度から10年間の計画として開始され、今回のミーティングは後期5年間の採択課題と新規採択課題の情報共有・研鑽として活発な議論が飛び交っておりました。

研究成果を発表する学会とは異なり、長期的な研究指針を示した各研究課題には、世界最先端の技術や革新的なアイデアが詰め込まれており、各研究機関の情熱が伝わってきました。ヒト疾患研究課題の研究開発分担者として野田幸裕教授が参画されていることから、当室の伊藤貴博がポスター発表をしました。研究者の先生方から、臨床で得られたヒト遺伝子変異を起点としたモデル動物の妥当性、タンパク質の機能面を考慮した今後の実験指針など様々なご意見やアドバイスをいただくことができ、研究方針を見直す良いきっかけとなりました。

脳機能は、約1000億個もの神経細胞がネットワークを構築することで成立しております。したがって、脳組織一部の変異に焦点をあてるだけでなく、変異の起点、他組織と相互作用など、脳機能の全容解明にはシステミックな考察力が求められることを学びました。

(報告者:伊藤貴博)

【ポスター発表:ヒト疾患研究課題】
伊藤貴博(7月18日)
「マウスの情動・認知機能におけるシナプス形成を制御するastrotactin(ASTN)2の役割」

2019年7月6日

第65回日本薬学会東海支部総会・大会(名古屋)

「第65回日本薬学会東海支部総会・大会」が名城大学八事キャンパス薬学部にて開催されました。

当室からは学部6年のいまみゆきと角田千佳、学部5年の太田絵梨花が一般講演にて口頭発表を行いました。発達期におけるグルタミン酸トランスポーターの機能障害が脳形成と神経精神機能に及ぼす影響に関する発表では、発達過程におけるグルタミン酸トランスポーターの発現変化、神経形態の変化に対するグルタミン酸トランスポーターの役割についてなど、貴重な質問や意見を頂くことが出来ました。統合失調症様モデルマウスにおけるクロザピン反応性タンパク質の同定に関する発表では、モデルマウスの妥当性や他の抗精神病薬に対するPSD-95の反応性についてなどの質問がありました。神経障害性疼痛が惹起するうつ様行動におけるセロトニントランスポーターの関与に関する発表では、神経障害性疼痛に臨床使用されているセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬の投与の影響や今後の治療戦略についての質問があり、新たな視点から研究内容を見つめることで私見を深めることができました。

特別講演では、「どのように研究を進めるのか:君の夢をかなえる為に」を拝聴し、自分の研究分野だけに留まらず積極的に異分野交流・異分野研究に接することで、研究の考え方や、発表・議論の方法に影響を与えことを学びました。「素人発想、玄人実行」は自分の夢を叶えるために重要であると思いました。

今回初めて学会発表することで、薬学に関する幅広い分野の発表も聴くことができ、見聞を広めることができました。この経験を糧に、より一層勉学に励み、今後の研究活動に生かしていければと思います。(報告者:太田絵梨花、角田千佳、いまみゆき)

【一般講演:(口頭)生物系薬学4】
太田絵梨花
「発達期におけるグルタミン酸トランスポーターの機能障害が脳形成と神経精神機能に及ぼす影響」
角田千佳
「統合失調症様モデルマウスにおけるクロザピン反応性タンパク質の同定」
いまみゆき
「神経障害性疼痛が惹起するうつ様行動におけるセロトニントランスポーターの関与」

【座長:一般講演(口頭)生物系薬学5】
野田幸裕

2019年6月21~22日

第24回日本緩和医療学会学術大会(横浜)

「第24回日本緩和医療学会学術大会」が、パシフィコ横浜にて「緩和ケアのArt & Science」をテーマに開催されました。本大会の目的は、ホスピスケアやターミナルケアで発展してきた患者のQOLを尊重する考え方を終末期に限らずがん患者の全経過へ適用していくこと、医学の進歩に即応する専門性を持った緩和医療・緩和ケアを確立し、発展させることです。本大会では、緩和医療や緩和ケアの多様なニーズに応えるために、学問としてScienceの発展とそれを医療者に提供する際のArtについて各専門職が討論する場として開催されました。

当室からは野田幸裕教授が「フォーラム2:せん妄の薬学的管理の実際」のシンポジストとして「せん妄の薬学的管理:緩和薬物療法における向精神薬の適正使用」と題して発表しました。総合討論では、低活動型せん妄の対応や、鎮静とせん妄でのベンゾジアゼピン系薬の使い分けについて質問がありました。低活動型せん妄は見過ごされやすく予後も悪いため、不眠を見逃さず、睡眠薬を適正に使用することが重要であること、せん妄と鎮静に使用する薬物はガイドラインや手引きでも異なるので、使用目的を明確にする必要があることが議論されました。

緩和医療でのせん妄の治療や予防は、病院だけでなく、在宅医療においても喫緊の解題であり、病院と在宅が連携し、在宅緩和ケアにおけるせん妄の発症・重症化を予防する必要があります。そのためにも、せん妄治療に使用される向精神薬の薬理学的特性を理解しながら、適正使用に関与していきたいと思います。

(報告者:野田幸裕)

【シンポジウム】
野田幸裕(6月22日)シンポジスト(フォーラム2)
フォーラム2:せん妄の薬学的管理の実際
せん妄の薬学的管理:緩和薬物療法における向精神薬の適正使用

2019年5月31日~6月2日

第13回日本緩和医療薬学会年会(千葉)

「第13回日本緩和医療薬学会年会」が、幕張メッセにて「鎮痛の正義を科学して臨床に活かす-次世代型包括的緩和医療のための緩和医療学、疼痛制御学、腫瘍免疫学、神経精神薬理学の境界統合的理解-」をメインテーマに開催されました。緩和医療を終身医療と位置付けた最新医療と最先端の臨床・基礎研究を融合させたプログラムが多数組まれており、緩和医療と他の医療分野の専門家間での活発な討論が行われていました。

当室からは野田幸裕教授が「シンポジウム5:緩和医療と集中治療における鎮静とせん妄治療 ~PCTとICUでの実臨床~」のシンポジストとして「鎮静薬とせん妄治療薬の作用機序: 緩和医療での適正使用に向けて」と題して発表しました。総合討論では、薬理学的な視点や薬剤の選択基準、保険適応、安全性などについて多くの質問がありました。ミダゾラムを増量しても鎮静が不十分な場合や苦痛緩和が困難な場合にどう対応するかなど、ガイドラインや手引きから逸脱する対応も必要であることが議論されました。

緩和医療と集中治療の領域では対象患者は異なりますが、耐え難い苦痛やせん妄に対する鎮静や治療は両領域において実施されています。両領域で向精神薬である鎮静薬やせん妄治療薬が適切に使用されるように関与していきたいと思います。

(報告者:野田幸裕)

【シンポジウム】
野田幸裕(6月1日)シンポジスト(シンポジウム5)
シンポジウム5:緩和医療と集中治療における鎮静とせん妄治療 ~PCTとICUでの実臨床~
「鎮静薬とせん妄治療薬の作用機序: 緩和医療での適正使用に向けて」

2019年4月27~29日

第30回日本医学会総会2019中部(名古屋)

「第30回日本医学会総会2019中部」が名古屋国際会議場/名古屋学院大学白鳥学舎およびウインクあいちにて「医学と医療の深化と広がり~健康長寿社会の実現をめざして~」をテーマに開催されました。本学会は、132の分科会を擁する日本医学会が日本医師会と協力して、4年に一度開催する我が国最大の学会であります。

当室からは野田幸裕教授が薬薬連携シンポジウムのシンポジストとして「薬剤師外来(喘息・COPD吸入療法外来)を通した医療連携」と題して発表しました。発表後の総合討論では、発行された吸入治療連絡せんを実際に患者がどれだけ地域薬局に持ち込み、吸入指導を受けているかについてなど、病院と地域薬局を繋ぐ1つのツールとしての有用性について意見が交わされました。

市民公開講座では、精神科、産婦人科、小児科の専門家による「母子のこころの問題」について最新の研究成果を拝聴しました。日本は急速に高齢化社会を迎えつつあり、その背景には少子化の問題があります。近年、子どもへの虐待がマスメディアで取り上げられ、妊産婦が安心して出産でき、子どもを健やかに育むことのできる体制整備が求められています。少子化時代の妊産婦や不妊・流産女性の心に寄り添いケアすること、家族など周囲の方の理解と協力を得ながら社会全体で子どもを育て守ることの重要性について学ぶことができました。本学会を通して、日本の社会問題やグローバル化する医療に対してどのように多職種で連携していくべきか、薬剤師としてどのようにこれらの問題に立ち向かうべきかを考える良い機会となりました。

(報告者:内田美月)

【シンポジウム】
野田幸裕(4月28日)シンポジスト(薬薬連携シンポジウム):地域包括ケアシステムにおける医療連携の果たす役割~薬剤師の視点から~
「薬剤師外来(喘息・COPD吸入療法外来)を通した医療連携」

2019年3月20日

平成30年度 実務実習教科担当教員会議(東京)

「平成30年度 実務実習教科担当教員会議」が慶應義塾大学薬学部 芝共立キャンパス 1号館地下1階 マルチメディア講堂にて開催されました。

当室の野田幸裕教授が委員長を務められました本会議は、薬学教育協議会が主宰し、講義と実習の内容についての情報交換の場、教科間の壁をこえて教科担当者間で話し合う場として設けられています。また、質の高い授業(講義と実習)の実施に積極的に関わることを目的として開催されています。本会議では、全国から臨床薬学教育や実務実習に関わる80名以上の臨床系職員が一堂に会し、臨床薬学教育・実務実習の現状および臨床系教員に求められている臨床薬学教育や研究・学術活動における課題について活発な議論が交わされました。特に、2月から改訂薬学教育モデルコア・カリキュラムに準拠した実務実習が開始され、その近況と今後の展望について認識することができました。本会議を通じて、臨床系教員が実務実習における質と安全の保証を共通認識することの重要性や薬学生の育成の在り方について見識を深めることができました。

(報告者:内田美月)

次第
(1) 開催の挨拶 
名城大学 野田幸裕
(2) 第103回 薬剤師国家試験問題検討委員会「実務」部会報告
北海道科学大学 佐藤秀紀先生
(3) 講演1「実務実習において学びたい医療安全」 
名古屋大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部 梅村 朋先生
(4) 講演2「大学主導型の実務実習の在り方を考える」  
帝京大学 小佐野博史先生
(5) 次回開催案内 
名城大学 野田幸裕
(6) 閉会の挨拶 
名城大学 野田幸裕

2019年3月20~23日

日本薬学会第139年会(千葉)

「日本薬学会第139年会」が、幕張メッセ及びホテルニューオータニ幕張にて「智の継承、そして発展」をテーマに開催されました。

本年会は、薬学の幅広い分野からの参加者が、薬学の教育・研究についての討議を行う貴重な情報交換の場となっています。また、薬学の先人の智を継承し、薬学を新たに発展することに寄与する場でもあります。

当室からは野田幸裕教授が口頭発表の座長を務め、博士課程1年の内田美月は参加体験型学習による児童への薬物乱用防止教育の実践に関するポスター発表を行いました。発表時には、体験実験の具体的な方法と内容や、小学生以外を対象とした薬物乱用防止教育の実施などについて、多数の質疑・ご助言を頂くことができました。薬物乱用は社会的な問題であり、未成年のうちから薬物乱用を事前に防止することが重要です。本年会では薬物乱用防止に関する発表も多数あり、薬物乱用防止への関心の高さを実感しました。今回初めて基礎研究以外の「教育」に関する発表を行い、広い視野と知識を持ったファーマシスト・サイエンティストの第一歩として貴重な経験となりました。

(報告者:内田美月)

【座長】
野田幸裕(3月21日)生物系薬学:中枢・神経系①
【一般学術発表(ポスター)】
内田美月(3月22日)
「参加体験型学習による児童への薬物乱用防止教育の実践」


2019年3月14~16日

第92回日本薬理学会年会(大阪)

「第92回日本薬理学会年会」が、大阪国際会場にて『創造と協奏~薬理学の新たな地平を拓く~』をテーマに開催されました。

本学会は、国際的・学際的・産学的の協奏のなかで未来の薬理学を創生していくための新たな出発点となる重要な位置付けにあります。また、国際社会の中で生命科学の諸分野との連携や産学官の共同体制をもとに医療の充実と発展に寄与する学会でもあります。

当室からは野田幸裕教授は日本毒性学会との共催シンポジウムのシンポジストとして、発達期の神経障害に伴う精神行動障害の発現機序に関する発表を行いました。博士課程1年の内田美月と学部4年の吉田樹生は、学部生、大学院生や若手研究者に運営を委ねた研究発表会である学生セッションにて口頭発表し、吉田樹生は一般演題でのポスター発表も行いました。ストレス疾患モデルマウスの社会性行動障害におけるニコチン性アセチルコリン受容体を介する分子機序に関する内田の発表では、モデルマウスの作製方法や社会性行動における海馬の役割などについて、多数の質疑・ご意見を頂くことができました。幼若期社会的敗北ストレス負荷マウスの社会性行動障害におけるグルタミン酸受容体に関する吉田の発表では、幼若期と成体期のストレス負荷におけるグルタミン酸受容体の機能変化の相違などについて、多数の質疑を頂くことができました。次世代の薬理学の分野を担う若き研究者の研究成果や質疑応答を拝聴し、大変貴重で有意義な学会となりました。今回受けた刺激をもとに、自己の研究および薬理学の分野の発展を目標として、今後も研究に精進していきたいと思います。

(報告者:内田美月)

【共催シンポジウム】
野田幸裕(3月14日)
「Developmental mechanism of psychiatric disorders: psychobehavioral impairments according to neurodevelopmental abnomalities」
【学生セッション】
内田美月(3月14日)
「Involvement of nicotinic acetylcholine receptor-signaling in the impairment of social behavior in the stressed mice」
吉田樹生(3月14日)
「Involvement of glutamate receptors in the impairment of social behaviors induced by social defeat stress exposure as juveniles」
【一般演題(ポスター)】
吉田樹生(3月16日)
「Involvement of glutamate receptors in the impairment of social behaviors induced by social defeat stress exposure as juveniles」

2019年3月13日

第28回神経行動薬理若手研究者の集い(兵庫)

「第28回神経行動薬理若手研究者の集い」が、兵庫医科大学にて「行動表現をひも解く神経基盤と解剖学的アプローチ」をテーマに開催されました。

本会は「第92回薬理学会年会」のサテライト研究会であり、神経薬理学の先端的な成果と行動薬理学的な手法を結びつけた研究をプロモートし大きく育てる場です。また、臨床病態での脳機能異常を脳内伝達物質の動態と相互作用から解明し、生理機構の解明と創薬に役立つ研究の討論の場を提供するとともに若手研究者の育成を目的としています。

当室からは、学部4年の吉田樹生が一般演題にて、幼若期社会的敗北ストレス負荷による社会性行動障害に対するグルタミン酸受容体の関与について口頭発表を行いました。発表後には、幼若期に社会的敗北ストレスを負荷した場合の成体期での変化や、抗うつ薬としてケタミンを使用した場合の予想される副作用などについて、多くのご質問を頂くことができました。本会では、神経活動や脳活動のイメージングの手法や食品、漢方が神経機能に与える影響など幅広い分野について見聞を深めることができました。今回経験したことを今後の研究活動の糧として、より一層努力していきたいと思います。

なお、本会口頭発表において、吉田樹生は優秀発表賞を受賞しました。

(報告者:吉田樹生)

【口頭発表】
吉田樹生
「幼若期社会的敗北ストレス負荷による社会性行動障害に対するグルタミン酸受容体の関与」

2019年9月28日

2019年度 6年生の卒論の慰労会:感謝を込めた記念品の贈呈

「2019年度 6年生の卒論の慰労会:感謝を込めた記念品の贈呈」が、名古屋コーチン個室居酒屋 金時 名駅店にて開催されました。

最初に吉見 陽助教から学部6年生を始め、卒論研究・論文作成に関わった全員へ労いのお言葉を頂き、慰労会が始まりました。

学部4・6年生は大学講義、学部5年生は実務実習の中、当室一同が久しぶりに集まり、賑わいました。慰労会終盤には、学部4・5年生から学部6年生へ達磨のマグネットと電気湯たんぽを贈りました。達磨は、学部6年生各々の顔がイメージカラーのフェルトを用いて作製されており、気持ちのこもった手作りプレゼントとなりました。プレゼントを受け取った学部6年生の笑顔を見て、大変嬉しく思いました。昨年度卒業された先輩方からは、薬剤師国家試験合格を祈願した山田天満宮のお守りとお手紙が学部6年生に贈られました。続いて、学部6年生から教員や大学院生、学部4・5年生一同へ、卒業論文完成の感謝を込めたプレゼントが贈られました。最後に出張先から駆けつけて下さった野田幸裕教授から、学部6年生へ記念品の贈呈と今後の激励を込めた閉会のご挨拶を頂きました。その後も記念撮影をしたり、思い出話に花を咲かせたりと、終始和気あいあいとした雰囲気の会となりました。

当室の活動が先輩方に支えられていたことを改めて実感し、学部4・5年生一同、気持ちを新たにして先輩方から引き継いだ研究の発展に向けて日々励みたいと思いました。

(報告者:長谷川真由)

2019年9月5~7日

2019年度薬学部卒業論文発表会

「2019年度薬学部卒業論文発表会」が、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センター新1号館ライフサイエンスホール、新3号館201教室、および303・304教室にて開催されました。

本発表会では、当室の学部6年の蛯江裕美、友松典子、岩永周子、中村真理子、角田千佳、高須光平、武藤利奈、内田鷹司、溝口莉菜、およびいまみゆきが新1号館ライフサイエンスホールにて口頭発表を行いました。

それぞれが緊張しながらも約2年間の研究活動の集大成を披露できた発表会でした。質疑応答では「教育」、「研究」、「臨床」と多方面で活躍される教員の先生方からご意見やご質問をいただき、論理的かつ広範な視野で研究を見つめ直すことの大切さを学び理解を深めることができました。また、本発表会で他の研究室の発表を聴講することで、当室とは違う研究分野・デザインについて触れ、視野を広げることができました。卒業後、薬剤師・大学院生として業務・研究を進めていくにあたり、社会性・倫理性・創造性をも兼ね備えた医療人・研究者、すなわち「ファーマシスト・サイエンティスト」を目指し、問題解決能力および科学的思考力をさらに高めていきたいです。

(報告者:友松典子)

【口頭発表】
蛯江裕美(9月5日)
「精巣胚細胞腫瘍に対する低用量シスプラチン分割投与におけるアプレピタントの有効性に関する調査」
友松典子(9月5日)
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者に対する薬剤師の吸入療法支援による治療効果への影響」
岩永周子(9月5日)
「3T3-L1細胞(脂肪細胞)でのクロザピンによる脂肪滴蓄積におけるアドレナリンβ受容体の関与」
中村真理子(9月5日)
「クロザピン服用患者における血中濃度とCYP2D6遺伝子多型との関連解析」
角田千佳(9月5日)
「統合失調症様モデルマウスにおけるクロザピン反応性タンパク質の同定」
高須光平(9月5日)
「マウスの周産期/幼若期における環境的要因暴露による成体期の高次機能に与える影響:プロスタグランジンE2の関与」
武藤利奈(9月5日)
「新生仔期マウスにおけるプロスタグランジンE2投与による成体期の高次機能に与える影響とその因子の探索」
内田鷹司(9月5日)
「幼若期社会的敗北ストレス負荷による社会性行動障害に対するNMDA受容体拮抗薬の影響」
溝口莉菜(9月5日)
「ストレス負荷マウスのうつ様行動におけるα7ニコチン性アセチルコリン受容体の関与」
いまみゆき(9月5日)
「神経障害性疼痛によるうつ様行動におけるセロトニン・ノルアドレナリントランスポーターの関与」

2019年8月18~19日

2019年度 ゼミ旅行:自然に触れあい、古い街並みと歴史ある酒、旨い食を満喫した楽しい思い出づくりの2日間(滋賀)

「2019年度 ゼミ旅行」で、滋賀県大津市雄琴に行きました。

1日目:8月18日

今年は天候にも恵まれ、当室メンバー全員揃ってのゼミ旅行となりました。

名古屋大学医学部附属病院を出発し、最初の目的地として蒲生郡日野町にあるブルーメの丘へ行き、アイスクリーム作り体験と自由散策を行いました。アイスクリーム作り体験は、生クリームと砂糖を混ぜた種を氷の入ったボトルに入れ、ただひたすら頑張って振る、とてもシンプルな体験でした。振れば振るほど生クリームと砂糖を混ぜた種は固まり、各自お好みの硬さのアイスクリームを美味しく食べることが出来ました。自由散策では、うさぎやモルモットなど小動物と触れ合うグループや、迷路やグラススライダーに挑戦するグループ、先程行なったアイスクリーム作り体験を忘れてさらにソフトクリームを頬張るグループなど、各々楽しい時間を過ごしました。

次に、昼食として近江八幡市の喜兵衛にて近江八幡の郷土料理に舌鼓を打ちました。昼食後は、先程とは異なるグループにて近江八幡付近の古い街並みを散策しました。あまりにも暑い日照りは、多数のグループを川辺にあるクーラーの効いた喫茶店へと誘惑し、あるグループには清涼な風を感じられる小舟へと歩を進めさせました。市内を散策後は、蔵元 藤居本家にて酒蔵見学を行いました。酒蔵では、数百年かけて生み出された清水と伝統的な製法で作られる日本酒が世界に誇れる理由について学びました。酒蔵見学後は、蔵元 藤居本家で製造された純米酒や吟醸酒、生酒などの日本酒や純米酒に苺や梅などの果実を漬け込んだ果実酒など、種々のお酒を試飲しました。

1日目の観光予定が終了し、宿泊地となる琵琶湖グランドホテルまではバスレクリエーション(バスレク)を行いました。学部4年生の幼少期写真当てクイズと自己紹介、教員、大学院生、学部5・6年生の他己紹介クイズを行いました。メンバーの素顔や今まで知らなかった意外な一面を知ることができる当室伝統のバスレクは、車中を終始笑いと驚きに包み、大いに盛り上がりました。

ホテル到着後の夕食では、琵琶湖を眺めながら滋賀名産の近江牛などを使用した食べきれないほどの料理を楽しみました。夕食後は宴会場にて教員・大学院生をリーダーとする各学年の学部生混成チームを結成し、夜のレクリエーション(夜レク)を行いました。事前アンケートによる誰が最もビビりか、ゾンビに会った時に平然としているかなどのランキング当てゲームに始まり、トーマスを描いた画伯を当てるゲーム、10種類のポテトチップスの商品名を当てる利きポテチを行いました。夜レクの最後には当室のメンバー全員で、浴衣を着用し記念撮影を行いました。夜レクの後には手持ち花火を行いました。光り輝く綺麗な花火を全員で楽しみ、線香花火の温かい光が輪をつくり1日目を締めくくりました。

 

2日目:8月19日

早朝、野田幸裕教授、吉見 陽助教を始め、大学院生、アクティブな学部4~6年生で毎年恒例の朝のランニングを行いました。今年の朝のランニングでは、日の出の時刻に合わせて琵琶湖の岸辺を巡りました。残念ながら雲が多く、日の出を見る事は出来ませんでしたが、徐々に明るくなっていく琵琶湖の景色を眺めながら清々しい朝を迎え2日目が始まりました。

各自、ホテルでビュッフェ形式の朝食を済ませた後、琵琶湖グランドホテルを出発し、米原市にあるローザンベリー多和田へと向かいました。車中では、バスレクとして1日目に観光・訪問した施設や滋賀県にまつわるクイズを行いました。前日の記憶を頼りに各チーム真剣に解答を考えていました。特に、日本酒に使用しているコメの品種銘柄を答えるクイズなどでは、記憶に残っていたのがお酒の味だったのか、険しい顔をしながら相談しているグループも見られました。昼食は、ローザンベリー多和田でグループに分かれてバーベキューを楽しみました。畑からニンジンやオクラなどの野菜を自分で収穫することもでき、とれたての新鮮野菜やお肉を堪能しました。バーベキューでお腹がいっぱいになった後は、園内を散策し、ひつじのショーンをはじめ、リアルな羊とも触れ合うことが出来ました。

最後の目的地である彦根市のひこねスカイアドベンチャーでは、アスレチックやジップラインを楽しみました。高さ最大8mの空中アスレチック、約200mのロングスライダーなど、日常では味わうことのない、スリルや達成感を楽しみました。最初は泣きべそをかきながら行っている人もいましたが、全員がリタイヤすることなく、すべてを終えることができました。

今回のゼミ旅行を振り返ると、配属されたばかりの学部4年生や、実務実習で当室を離れていた学部5年生を含む36名全員が揃い、自然とふれあい、遊び、学び、食と酒を楽しむ時間を全員で共有したことでより親睦が深まりました。ゼミ旅行中は猛暑でしたが、熱中症などで体調を崩すこともなく、全員が無事に帰路につくことができ、当室メンバー1人ひとりの記憶に残る良き思い出となりました。

(報告者:河野彩香、吉田樹生)

2019年8月3~4日

名城大学オープンキャンパス2019

「名城大学オープンキャンパス2019」が、名城大学薬学部八事キャンパスにて開催されました。

当室は2日間、教員の指導の下に、大学院生および学部4~6年生(32名)が衛生化学研究室のアドバンスト学生(2名)と共に、来校された高校生やご父兄に対して、①「医薬連携薬学教育コーナー」では本学部の臨床薬学教育の特徴を、②「薬剤師業務コーナー」では抗がん薬注射剤の調製方法のデモンストレーションと③一般注射剤の調製の実体験を行いました。①「医薬連携薬学教育コーナー」では、アドバンスト臨床研修および多職種連携教育(IPE:Inter-Professional Education)について動画やスライドを用いて説明しました(大学院生と学部6年生担当)。②「薬剤師業務コーナー」では、抗がん薬曝露対策製品(閉鎖式薬物移送システム)を用いた抗がん薬注射剤調製のデモンストレーションおよび③クリ-ンベンチでの一般注射剤調製の実体験(2日間で約300名)を行いました(大学院生と学部4・5年生担当)。昨年に引き続き多数の高校生やご父兄が当室のブースを訪れ(2日間で約400名)、「テレビで見たことはあったけど実際にやると難しかった」「実際の道具を使用できて緊張感がすごくあった」「注射薬を調製するには練習を重ね、手技を身につける必要があると思った」などの好評価を多数いただきました。薬剤師がどのように安全で適正に無菌操作を行って、注射剤の無菌製剤を患者に提供しているかを理解していただくことができました。今回のオープンキャンパスを通じて、薬剤師の業務の一部を体験・理解していただき、将来の進路を考える良い機会になればと思いました。

(報告者:岩見浩太郎)

2019年6月29日

2019年度 歓迎会:高まる気持ち、深まる親睦、歓迎!新たな仲間達

「2019年度 歓迎会:高まる気持ち、深まる親睦、歓迎!新たな仲間達」が、スポルト名古屋およびNIJYU-MARU鶴舞店にて開催されました。本年度も、新しく配属になった学部4年生と親睦を深めるために、第5回ボウリング大会と歓迎会を開催しました。

ボウリング大会には、野田幸裕教授、吉見 陽助教をはじめ、博士課程2名、学部6年7名、学部5年11名、および学部4年10名の総勢32名が参加し、スコアを競う形式で個人戦および団体戦を行いました。第1ゲームでは、例年上位成績を残すメンバーが着実にスコアを伸ばす中、学部6年のいまみゆき先輩が7フレーム目から4連続ストライクで怒涛の猛追をし、3位に食い込みました。第2ゲームでは、第1ゲームのスコアに基づいて7チームに編成しました。慣れや疲れに伴い、スコアの変動が大きく優勝の行方が読めない展開が続きました。同点で2チームがW優勝を飾り、大変盛り上がりました。終始、学部4年生を輪になって囲み、応援やハイタッチをし合って、親睦を深めました。

盛り上がったボウリング大会の後は、NIJYU-MARU鶴舞店に場所を移し、歓迎会を開催しました。会の始めには野田幸裕教授からご挨拶をいただきました。その後、学部4年生へ野田幸裕教授、吉見 陽助教から歓迎の言葉とともに歓迎状が贈呈されました。歓迎状を受け取った学部4年生は緊張しながらも、先生方の期待を込めた笑顔の歓迎に笑顔で応じていました。吉見 陽助教から閉会のご挨拶をいただいた後も、学部4年生は、先輩達と鍋を楽しみながら会話を弾ませ、当室の雰囲気になじんでいました。

今回のボウリング大会と歓迎会で培った絆を大切にし、今後様々な活動を通して大きな絆を築いていきたいと思いました。

(報告者:野口 健)

個人戦  
優勝:伊藤貴博先輩
2位:高須光平先輩
3位:いまみゆき先輩
4位:野田幸裕教授
5位:小口智也
団体戦
第1ゲーム  優勝:チーム吉見「吉見 陽助教、いまみゆき先輩、岩見浩太郎、佐治凪帆、高橋礼貴」
第2ゲーム  優勝:チーム内田「内田美月先輩、岩永周子先輩、河西初音、吉田樹生、中村実樹」
          チームいまみ「いまみゆき先輩、伊藤紗智子、吉開拓弥、高橋礼貴、細井香七」

2019年5月25日

2019年度 ソフトボール大会:暑さに負けない熱い戦い                                                                                談話会:配属4年生との顔合わせ

「2019年度 ソフトボール大会」が、名城大学第1・第2グラウンドにて開催されました。

当室は昨年に引き続き出場し、野田幸裕教授、吉見 陽助教、当室OBである薬効解析学研究室の水野智博助教、同じくOBの長谷川章先輩、学部6年6名、学部5年10名、および学部4年8名、腫瘍分子医学研究室の学部4年2名の総勢30名が参加しました。

大会当日は雲一つない青空の下でソフトボールを楽しみました。本年度から試合はトーナメント形式で行われ、1試合目は生体機能分析学研究室と対戦し、チーム一丸となって取り組みましたが、惜しくも敗れてしまいました。敗れたチーム同士で行われた2試合目の分子設計化学研究室との対戦では、野田幸裕教授をはじめ、4年生や女性陣のファインプレーにより勝利することができました。決勝には進めませんでしたが、気温33度の真夏日の中、けがや体調不良もなく無事にソフトボール大会を終えることができました。

大会終了後は、「2019年度 談話会:配属4年生との顔合わせ」が名城大学薬学部八事キャンパスにて開催されました。2019年度、当室配属4年10名(アドバンストコース3名、研究コースA 4名、研究コースB 3名)と衛生化学研究室のアドバンストコース1名の配属が決定しました。当室の野田幸裕教授、吉見 陽助教から自己紹介と歓迎の言葉をいただき、続いて水野智博助教、長谷川章先輩、大学院生、学部6年生、学部5年生、学部4年生の順に休日の過ごし方などについて自己紹介をしました。お菓子やかき氷に加え、吉見 陽助教、水野智博助教が用意してくださったピザを頂きながら、自己紹介の内容や、今後の研究室のことなどを話し、親睦を深めることができました。新たな仲間とともに過ごす研究室での時間が実りのあるものになるよう、当室一同頑張っていこうと思います。

(報告者:岩見浩太郎)

2019年5月22日

第6回(第70回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第6回(第70回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、藤田医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部ライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、藤田医科大学病院の内分泌・代謝内科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設のライフサイエンスホールには多くの学部学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。

本症例では、静脈注射用鉄剤の長期投与によって肝ヘモクロマトーシス及び骨軟化症を引き起こした患者に対して、適切な薬剤選択、用量調節に介入していました。肝ヘモクロマトーシスは、鉄剤の長期投与などにより肝臓に過剰な鉄が蓄積して肝炎や肝硬変などを引き起こします。治療としては体内からの鉄除去を目的に、鉄キレート製剤の投与が選択されます。今回は鉄キレート製剤のジャドニュ®顆粒(一般名:デフェラシロクス)の投与が開始され、貯蔵鉄の指標である血清フェリチン値をモニタリングしながら鉄過剰状態に対する治療に貢献していました。

鉄剤の長期投与は、FGF23(繊維芽細胞増殖因子:Fibroblast growth factor 23)を上昇させるので低リン血症を引き起こし、その結果、骨軟化症を発症することがあります。今回の患者は下肢痛を訴えており、血液検査の結果からFGF23関連低リン血症が原因の骨軟化症の疑いがあると診断されました。低リン血症に対する治療として、リン酸ナトリウム注やホスリボン®(リン酸二水素ナトリウム一水和物)などのリン酸製剤の投与が開始されました。発表者は、血清リン値やFGF23の血中濃度をモニタリングすることでリン酸製剤の投与量の調節を提案し、骨軟化症悪化の予防に貢献していました。本症例は、他院で鉄剤の長期使用を行っていたことが原因で肝ヘモクロマトーシス及び骨軟化症を発症した一例です。患者自身が当時使用していた鉄剤の服用理由を十分に理解していたら、早期に鉄剤使用を中止する必要性に気づけた可能性があります。患者自身の治療に対する理解を深めるためには、お薬手帳など日常的に携帯する治療管理ツールを利用して、薬剤師が説明を行いことが有効だと考えます。

以上のように、血液検査結果のモニタリングを通して薬剤の用量を調節することや、患者のアドヒアランス向上のために薬剤師が説明を行うことは重要だと改めて実感しました。今後のアドバンスト活動においても、血中濃度モニタリングを考慮したより効果的な治療提案や、患者の服薬アドヒアランスの向上に繋がる服薬説明ができるよう精進していきたいと思います。

(報告者:蛯江裕美)

【藤田医科大学病院】
「静注用鉄剤長期使用によりヘモクロマトーシス及び骨軟化症を認めた一例」

2019年5月15日

第5回(第69回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第5回(第69回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、藤田医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部ライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、名古屋大学医学部附属病院の精神科・親と子どもの心療科病棟にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設のライフサイエンスホールには、多くの学部学生や教員が参加し、多くの質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。

本症例では、入院時の急激な薬剤調整によるむずむず症状が発現したうつ病患者でした。この症状は、ベンゾジアゼピン(BZD)系薬の多剤併用の長期投与から減薬したことによる離脱症状、レストレスレッグズ症候群(RLS)やアカシジアなど様々な可能性が考えられ、各病態に応じた薬物治療を検討する必要がありました。抗てんかん薬であるガバペン®(ガバペンチン)は、RLSに対して適応はありませんが、RLSのガイドラインにおいて単剤や併用でも効果不十分あるいは疼痛の訴えがあるときに推奨されています。ガバペン®により一時的な症状の改善が認められましたが、副作用である日中の眠気やむずむず症状の再燃に伴い、用法の変更やガバペン®のプロドラッグであるレグナイト®(ガバペンチン エナカルビル)への変薬を提案していました。ガバペン®は、経口投与時における吸収飽和により用量依存的な効果を得ることが難しい薬剤です。しかし、レグナイト®は、プロドラッグ化と徐放化することにより用量依存的な安定と持続した効果が期待できる製剤です。

発表者は、本症例では入院当初、BZD系薬による依存状態であり、医師と協同してBZD系薬の漸減を試みたところ、離脱症状の悪化により隔離治療となりました。隔離により面談が困難であっても、BZD系薬による離脱症状に対する置換療法としてバルプロ酸ナトリウムの導入を提案していました。

本症例を通して、症状の病態が不明のため診断が確定できない場合でも、薬物動態を考慮した効果的な薬剤選択、患者と面談が困難な状況でも、エビデンスに基づいた治療薬の提案などを行い、薬剤師として治療に貢献することが可能であることを学びました。今後のアドバンスト活動においても、いかなる状況下でも薬学的な観点から介入し、積極的にチーム医療に取り組んでいきたいと思います。

(報告者:岩永周子)

【名古屋大学医学部附属病院】
中村真理子
「急激な薬剤調整によりむずむず症状を呈したうつ病患者に対する模索的な介入」

2019年5月8日

第4回(第68回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第4回(第68回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、藤田医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部ライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、藤田医科大学病院の精神科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設のライフサイエンスホールには多くの学部学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。統合失調症は生涯有病率が約1%であり、慢性的に経過する精神疾患であります。統合失調症患者の約65%は5年以内に再入院することや、治療薬の服用を中断した統合失調症患者の再発率は服薬継続患者の約5倍であることが報告されています。本症例は、薬物治療により緩解には至るものの、病識不足による服用の自己中断から症状の再燃を繰り返す統合失調症患者でした。抗精神病薬には多種の剤形(経口剤、注射剤や外用剤)があります。経口摂取が不可能な場合などがあれば、個々の患者に合わせた剤形が選択されます。本症例ではアドヒアランス不良のため、2~4週間に1回病院で筋肉内注射をすることにより、安定した血中濃度が得られるように設計されたコントロールドリリース製剤であるLAI(Long-Acting Injection:持効性注射剤)が導入されました。第二世代抗精神病薬のLAIにはリスペリドン、パリペリドン、あるいはアリピプラゾールの3種類販売されております。LAIは一定期間同じ有効成分の経口製剤が投与され、治療反応性や忍容性があることを確認した後に導入することができます。本症例ではリスペリドンとパリペリドンの経口製剤の使用歴があり、パリペリドンのLAIが選択されました。パリペリドンのLAIは、リスペリドンのLAIと比較して投与間隔が長いこと、多規格であること、導入開始時の内服薬の併用を必要としないことなどの利点があります。発表者は、パンフレットを用いて導入となった経緯、LAIの特徴を病態と合わせて、その有益性を説明していました。こうした患者との対話中に、服薬していたリスペリドンの内服による眠気に対して不安を持っていたことが分かりました。パリペリドンはリスペリドンと比較して傾眠の発現頻度が低いことを説明し、副作用に対する不安の軽減に貢献していました。

本症例において、アドヒアランス不良の原因の一つとして抗精神病薬の服薬による副作用に対して不安を見出し、薬剤の適正使用の説明だけでなく、精神的なサポートが服薬アドヒアランスの改善に貢献できたと感じました。今後のアドバンスト活動においても、患者の生活状況に合わせた薬剤の選択や、精神的なサポートを通してより良い薬物療法を患者に提供できるような薬剤師になれるよう精進したいと思います。

(報告者:岩永周子)

【藤田医科大学病院】
「統合失調症患者への抗精神病薬持効型注射剤導入における薬剤師の役割」

2019年4月24日

第3回(第67回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第3回(第67回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、藤田医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部ライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、名古屋大学医学部附属病院の歯科口腔外科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設のライフサイエンスホールには多くの学部学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。

本症例では、転移を伴う口底癌に対する一次化学治療後の効果判定で増悪となり、二次化学療法としてパクリタキセルとセツキシマブの併用療法が施行される患者において、化学療法の副作用管理と疼痛コントロールに介入していました。抗EGFR抗体薬であるセツキシマブの特徴的な副作用にざ瘡様皮疹などの皮膚障害があり、名大病院マニュアルでは予防としてミノサイクリンが使用されます。ミノサイクリンは酸化マグネシウムとの同時服用によりミノサイクリンの吸収が低下します。本症例では、緩下剤として酸化マグネシウムを定期服用しており、ミノサイクリンを使用する場合、用法や使用の見直しを検討する必要があります。発表者は、薬物相互作用を考慮して、両薬剤の服用時間をずらすことによって相互作用を回避できることをといった内容を医師に提案し、皮膚障害の発現予防に貢献しました。

また、がん疼痛に使用するオピオイド鎮痛薬は、持続痛に対する定期薬と突出痛に対するレスキュー薬があり、レスキュー薬1回分量は定期薬の6分の1が目安となります。発表者は、定期薬の増量に伴い、レスキュー薬の増量を医師に提案したり、患者との面談を通して疼痛状態や副作用の確認をしたりしていました。オピオイド鎮痛薬の代表的な副作用として便秘があり、本症例では緩下剤として酸化マグネシウムを服用しておりましたが、患者は排便コントロールが良好だと思い、自己判断で服用を中止していたため便秘症状が軽減されていませんでした。発表者は薬の効果や作用時間、調整方法を患者に説明し、薬の服用意義を理解してもらい、アドヒアランス向上に貢献していました。

以上のように、薬物相互作用の観点から起こりうる副作用に対する薬物治療に介入すること、服薬アドヒアランスの向上のために服用意義を説明することの重要性を改めて実感しました。今後のアドバンスト活動においても、治療薬の薬物相互作用を考慮したより効果的な治療提案や、服薬アドヒアランスの向上に繋がる服薬説明ができるよう精進していきたいと思います。

(報告者:蛯江裕美)

【名古屋大学医学部附属病院】
岩永周子
「転移を伴う口底癌患者における化学療法及び疼痛コントロールへの介入」

2019年4月20日

2019年度 第9回研究・大学活性化を目的とした学生フォーラム(名古屋)

「名城大学 第9回研究・大学活性化を目的とした学生フォーラム」が、名城大学薬学部にて、「Next Vision-見つけよう、新たな視点を-」をテーマに開催されました。

当室の学部6年の友松典子が口頭発表を行い、COPD患者に対して薬剤師が行う吸入療法支援において、吸入操作の説明の中で最も重要視している点について質問をいただきました。学部6年の溝口莉菜は、うつ病と喫煙(ニコチン摂取)の関連性についてポスター発表を行い、聴衆者に当室の研究内容について興味を持っていただくことができました。その他、アドバンストコースの学部6年生が名古屋大学医学部附属病院におけるアドバンスト活動について紹介しました。いずれの発表・紹介においても、研究室配属を控えている学部4年生が多数訪れ、真剣な面持ちで研究や活動内容について質問しており、大変盛況でした。

本フォーラムに参加し、他の研究室の発表を聴くことで、分野を超えた幅広い知識を得ることができ、大変有意義な1日となりました。

(報告者:太田絵梨花)

【口頭発表】
友松典子
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者に対する薬剤師の吸入療法支援による治療効果への影響」

【ポスター発表】
溝口莉菜
「ニコチンによるnAChR/Aktシグナル伝達系を介するストレス負荷マウスによるうつ様行動の制御機構」

岩永周子、蛯江裕美、中村真理子
「アドバンストコース紹介 名古屋大学医学部附属病院」

2019年4月17日

第2回(第66回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第2回(第66回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、藤田医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部ライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、藤田医科大学病院の内分泌・代謝内科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設のライフサイエンスホールには、現在、薬物治療マネジメントを履修している4年次学部学生や教員が多数参加し、多くの質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。

BOT(basal supported oral therapy)は経口血糖降下薬と持効型インスリン製剤を併用するインスリン療法の一つであり、経口血糖降下薬のみでは良好な血糖コントロールが得られない患者に用いられます。インスリン使用者の数%に認められるインスリンアレルギーは、インスリン成分そのものだけでなく添加物もアレルゲンとなり得ます。本症例では、BOTとして持効型インスリン製剤を新たに導入した2型糖尿病患者において薬疹が発現し、その被疑薬の特定を検討した報告でした。報告者は副作用に薬疹の疑いがある使用薬を挙げ、DLST(drug-induced lymphocyte stimulation test:薬剤誘発性リンパ球刺激試験)の結果より、それぞれの薬疹発現時期および頻度を比較していました。その結果、複数ある使用薬の中からBOTに使用されたインスリングラルギンが薬疹の被疑薬である可能性が高いと結論づけていました。さらに、速効型インスリン製剤であるインスリンヒトや被疑薬(インスリングラルギン)と同じ持効型インスリン製剤であるインスリンデグルデクは、本症例では過去に問題なく使用できていたことから、インスリン製剤の中でもアレルギー発現の有無に相違があると考え、添加物、化学構造式、体内での構造変化の観点から比較し、医師に情報提供していました。臨床現場において、薬の構造式や体内での化学変化に着目した化学的な推察は、薬剤師ならではの介入であると改めて実感しました。今後のアドバンスト活動においても、面談だけでなく科学的な観点から薬学的に介入し、薬物治療における有害事象の原因などを追究することで、患者や他職種から頼られる存在となれるよう精進していきたいと思います。

(報告者:中村真理子)

【藤田医科大学病院】
「インスリン グラルギンによるインスリンアレルギーが疑われた一例」

2019年4月10日

第1回(第65回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第1回(第65回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部ライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、名古屋大学医学部附属病院の消化器外科2・移植外科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設のライフサイエンスホールには多くの学部学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。

本症例では、膵臓がんに対する1次化学療法後の効果判定で増悪となり、2次化学療法としてFOLFIRINOX療法が選択された患者における化学療法の副作用と疼痛コントロール管理に介入していました。FOLFIRINOX療法では、イリノテカンによるコリン作動性症状(腹痛・下痢・呂律困難・発汗など)が頻発するため、患者の症状に応じて、次回化学療法時から抗コリン薬(アトロピン)を前投与する必要があります。がん患者における疼痛管理は患者の生活の質(QOL)の維持・向上につながるため、患者個々に適した鎮痛薬を適切に使用して疼痛コントロールする必要があります。発表者は、化学療法終了後の患者との面談を通して副作用の程度を客観的に評価し、抗コリン薬の前投与を医師に提案していました。患者には薬剤の使用目的を説明し、副作用の不安が和らぐように治療への理解に努めていました。疼痛コントロールでは、患者面談から疼痛状態や鎮痛薬の使用状況を確認し、患者に適した鎮痛薬への変更を医師に提案していました。

以上のように、カルテ情報だけでなく、患者面談から病状を薬学的な視点から評価することで、適切な薬物治療に関与することが可能となり、その重要性を改めて実感しました。今後のアドバンスト活動においても直接患者に向き合うことで、患者個々に寄り添ったより良い薬物治療に貢献できる薬剤師になれるよう精進したいと思います。

(報告者:中村真理子)

 

【名古屋大学医学部附属病院】
蛯江裕美
「化学療法施行患者における副作用・がん疼痛コントロールに対する介入」


2019年3月29日

2019年度 お花見会:“心新たに”

「2019年度 お花見会」が、鶴舞公園にて開催されました。

ここ数日、花冷えが続いていましたが、思いの外天候に恵まれ、今年も昨年と同様に開花が早く、八分咲きの美しい桜の下で集合写真を撮ることができました。撮影後は公園内に立ち並んだ屋台を楽しみ、さらに親睦が深まりました。

新年度が始まるころには、公園の桜も満開になることと思います。当室一同、元号が「令和」に変わる2019年度も心を新たにして活動に精を出していきたいと思います。

(報告者:久保美穂子)

2019年3月25日

2018年度 送別会:追い出しコンパ

「2018年度 送別会:追い出しコンパ」が、Bacchanale(ばかなる)名駅桜通り店にて開催されました。

今年度は、長谷川章先輩が博士課程を修了し学位を取得され、10名の学部生が卒業されました。総勢35名が参加し、野田幸裕教授の挨拶から始まり、先輩方と当室での生活を振り返りながら、談笑を楽しみました。会の中盤には野田幸裕教授と吉見 陽助教から、当室オリジナルの修了書が卒業生1人1人に手渡され、博士課程2年の伊藤貴博先輩より特大ケーキが贈られました。学部卒業生からは、野田幸裕教授と吉見 陽助教、在籍する一同へ記念品を頂きました。日頃から実験だけでなく研究室生活において大変お世話になった長谷川章先輩には、多くの方にご協力いただきサプライズでメッセージ動画を作成し、上映された動画を鑑賞しました。会の最後には、吉見 陽助教から卒業生だけでなく、在学生にも激励の言葉が送られました。

卒業される先輩方に感謝の気持ちを伝えることができ、とても心に残る会となりました。先輩方から教わったことを引き継ぎ、在籍する一同協力して、卒論研究やアドバンスト臨床研修を更に発展させていきたいと思います。最後に、お世話になった皆様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

(報告者:いまみゆき)

2019年3月20日

2018年度 卒業式:博士課程修了生と学部卒業生への記念品授与

「2018年度 卒業式」が愛知県体育館にて「平成30年度 学位記授与式・祝賀会」が名古屋マリオットアソシアホテルにて開催されました。

当室からは、薬学研究科博士課程(4年制)第4期修了生として1名、6年制薬学部第8期卒業生として9名が卒業しました。博士課程修了生の長谷川章先輩は、卒業式にて大学院修了生謝辞を述べ、学位記を授与されました。学部卒業生の磯村優希、桒名諒美、平松愉加、林 千裕、村川依代、田代侑子は研究の功績で、城間由奈は学業の功績で学部長表彰を受けました。先輩方には研究・アドバンスト研修活動において様々な場面で丁寧にご指導頂き、大変お世話になりました。先輩方の晴れ姿は当室からの旅立ちを現し、感謝の思いと寂しさを感じたと同時に存在の大きさに改めて気付きました。研究・学業を懸命に取り組まれただけでなく、当室にたくさんの笑顔と和やかな雰囲気を与えて頂いた先輩方に倣い、後輩一同で当室を盛り上げていきます。先輩方が「病態解析学I」で培った経験を活かし、各方面でご活躍されることを陰ながら応援しております。

(報告者:武藤利奈)

2019年1月28日

2018年度 新年会:クイズ大会‐新たな一面を知る‐

「2018年度 新年会」が、和洋折衷ダイニング 集にて開催されました。

野田幸裕教授、吉見 陽助教、当室OGの梅村 朋先生や鳥居 綾先生、大学院生、実務実習を終えた5年生、OSCE、基礎薬学総論やCBTを終え一息ついた4年生の総勢26名が一堂に会しました。野田幸裕教授から新年会の乾杯の挨拶として、昨年の振り返りと本年のさらなる奮起を期待するお言葉を頂きました。久しぶりに全員が顔を合わせた一同は、各テーブルで盛り上がりを見せ、会の終盤では、野田幸裕教授、吉見 陽助教と大学院生2名の男性陣に関する三択のクイズ大会を行いました。クイズの答えに驚きや笑いが起きる中、最後は自身のことが問題のネタになった吉見 陽助教が勝ち抜き、お年玉としてスターバックスカードを獲得しました。最後に、吉見 陽助教のお言葉で楽しい新年会は終わりました。新年を迎えてから、はや1カ月が経ちました。今年も勉学、研究、社会活動など、バランスをとって、実りの多い1年にしていきたいと思います。

(報告者:高須光平)

2019年2月15日

米国アリゾナ大学薬学部から臨床研修生Mark Hoffmanさんが名古屋大学医学部附属病院および病態解析学Ⅰを訪問

米国アリゾナ大学薬学部4年生 Mark Hoffmanさんが日本における臨床薬学教育研修の一環として、名古屋大学医学部附属病院(名大病院)および病院内に設置された名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターサテライトセミナー室 病態解析学Ⅰにて臨床研修を実施しました。

〇午前

1)当室・メンバー紹介:最初に、野田幸裕教授、吉見 陽助教が当室の活動や研究内容、日本の薬学部のカリキュラムについてスライドで説明しました。その後、和やかな雰囲気の中で当室のメンバーがそれぞれ自己紹介しました。臨床研修生からは、高血圧についての症例報告を行ってもらいました。副作用として末梢浮腫を引き起こす可能性のあるCa拮抗薬での治療中に下肢に浮腫が発現したため、チアジド系利尿薬へ変更したという内容でした。また、米国での高血圧の患者数は約7500万人に上り、日本と同様に医療費を圧迫していることが問題となっているとの説明もありました。

2)日本文化Ⅰ:日本文化として書道と折り紙を行いました。臨床研修生に「日本」や「亜米利加」などの漢字を、見本を見ながら書いてもらいました。その後、臨床研修生の研究テーマだという「大麻」を書いてもらいました。初体験にもかかわらず上手に漢字を書くことができました。折り紙は以前に経験しており、箸置きや鶴を器用に作っていました。日本文化を親しむことができたようで、作成後は記念撮影を行い、楽しい時間を過ごしました。

 

〇午後

3)日本文化Ⅱ(ウェルカムパーティ):臨床研修生に和食文化を楽しんでもらうために、昼食にちらし寿司やお味噌汁を用意しました。普段は食べない和食に臨床研修生は、「美味しい」と感動していました。アニメ、声優、ゲームなどの日本の分化についての雑談に花が咲き、和気あいあいと和食を楽しみました。

4)臨床研修Ⅰ(体験実験):当室における基本的な研究の一つであるジェノタイピング(遺伝子型判定)について、学部5年生が概要を説明し、実際に手技を体験してもらいました。臨床研修生は慣れないピペット操作に苦戦しながらも、DNAバンドを検出することができました。また、セルカウントと細胞継代を見学しました。

5)臨床研修Ⅱ(病院内見学):名大病院の薬剤部や外来棟、外来化学療法室などを見学しました。薬剤部の見学では、調剤ロボットによる注射剤の自動払い出し、バーコードによる調剤監査システム、試験室での薬物血中濃度モニタリング(TDM)業務について説明しました。外来化学療法室の見学では、医師・薬剤師・看護師などの病院スタッフが、その日の化学療法施行予定患者について早朝からカンファレンスを行っており、薬剤師が常時配属されていることなど説明しました。

また、精神科/親と子どもの心療科および血管外科/歯科口腔外科/皮膚科/総合診療科、消化器外科/移植外科の病棟を見学しました。各病棟の特徴や違い、救急カートや栄養剤など説明を通して、病棟薬剤師の業務内容を紹介しました。精神科病棟では、患者ごとに薬の管理方法が異なり、医療従事者によって厳重に薬が管理されている場合が多いことや、モニターで様子を確認できる病室があること、病棟やナースステーションなどに入るためには鍵が必要となることに興味を示しており、一般病棟との違いを感じていました。

6)日本文化Ⅲ(ショッピング・夕食):ショッピングセンターの100円ショップに行き、ウィンドウショッピングを楽しみました。その後、矢場町の味噌カツ専門店にて名古屋めしを堪能しました。一緒に夕食をとりました。臨床研修生は、大変喜んでいました。

今回、臨床研修生による症例報告を通して、糖尿病を合併している場合に血圧の目標値が違うことなど、臨床における日米間の差異を学びました。積極的にコミュニケーションをとり交流を深めることで、日本の薬剤師の在り方について考える良い機会となりました。

(報告者:溝口莉菜・蛯江裕美)

 

2019年11月2日

くすり教室「名城大学祭 名城大学八事キャンパス 愛知」

名城大学大学祭・公開講座 名城大学八事キャンパスにて「家族と学ぼう!薬の正しい飲み方教室」「薬剤師体験:散剤・軟膏剤の調製」「おくすり手帳とは?」の出前授業を開催しました。191102 NPO

2019年10月27日

くすり教室「パティオ池鯉鮒(知立市文化会館) 愛知」

パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)にて「くすりとの上手な付き合い方:家族を対象としたくすりの正しい飲み方」「くすり教室:実験講座」の出前講義・E プロを開催しました。191027NPO

2019年9月19日

くすり教室「名古屋市立八事小学校 愛知」

名古屋市立八事小学校にて「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」、「くすり教室:実験講座」、「薬物乱用・依存」の出前授業・E プロを開催しました。190919NPO

2019年7月14日

くすり教室「尾西生涯学習センター 愛知」

尾西生涯学習センターにて 、一宮市薬剤師会との 共同企画として「くすりの正しい飲み方: くすりと安全に安心して付き合う」「くすり教室:実験講座」の出前授業・E プロを開催しました。  190714 NPO

 

2019年3月5日

くすり教室「弥富市立弥生小学校 愛知」

弥富市立弥生小学校にて「くすりの正しい飲み方: くすりと安全に安心して付き合う」「くすり教室:実験講座」「薬物乱用・依存」 の出前授業・E プロを開催しました。190305NPO

2019年2月02日

くすり教室「知立市図書館 愛知」

知立市図書館にて「くすりとの上手な付き合い方:高齢者を対象としたくすりの正しい飲 み方」「くすり教室:実験講座」の出前講義・E プロを開催しました。190202NPO