活動報告

活動報告の紹介

研究活動

基礎・臨床研究で得られた成果は、積極的に国内外の精神神経薬理学、神経科学および医療薬学関連の学会や研究会にて報告し、世界を見据えて広く社会に発信しています。また、招待講演やシンポジウムなどにおいても多数発表を行っています。

大学・研究室行事

大学行事として、学生フォーラム、ソフトボール大会、オープンキャンパス、卒論発表や卒業式などが開催され、こうした行事には積極的に参加しています。研究室行事として、鶴舞公園での花見、ゼミ旅行、スポーツフェスティバル、新年会など、1年を通して楽しいイベントを開催し、メンバー同士の親睦を深めています。

国際交流活動

名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターは、学術交流協定を結んでいる米国をはじめとする海外の大学教員や臨床研修生を受け入れ、講義への参加、関連医療施設の見学、症例検討を通し、研究・教育の交流を行っています。 名古屋大学医学部附属病院での臨床研修は、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターサテライトセミナー室を拠点として、当部門のアドバンスト学生や配属学生が薬剤部と協力して実施しています。アドバンスト学生は病棟・薬剤師外来や関連医局での活動を中心に、臨床研修・症例や研究内容を英語で紹介します。また、日米の薬学教育や文化も紹介し、交流を深めています。

社会活動

くすりを通じて社会を知ることで社会に貢献できる医療人の育成を目指して、地域での「くすり教室」や「研修」活動を積極的に実施・参加しています。中でも、特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO)は、国民にくすりを安全に安心して使っていただくために薬剤師や国民に対する教育講演や学会を開催しています。その活動の一つとして、小学生にもくすりのことを知ってもらう講義や体験実験(くすり教室)を行っています。2014年度からは、薬物依存に関連する講義や体験実験も行っています。

2016年10月9~10日

第49回日本薬剤師会学術大会(名古屋)

「第49回日本薬剤師会学術大会」が、名古屋国際会議場および名古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎にて「プロフェッションを追求する〜Best and beyond〜」をテーマに開催されました。
当部門からは、学部5年の柳本佳南が一般演題のポスター発表を行いました。発表時には、児童に対するノンアルコール飲料を含めた今後の薬物乱用防止教育について、多数の質問やご意見を頂きました。薬物乱用防止に関する口頭発表では、学校以外の施設を利用して薬物乱用防止キャンペーンを行うことで、学生だけでなくより多くの世代へ薬物乱用防止を啓蒙することができること、薬物乱用防止教育において授業だけでなく、ロールプレイなど考える時間を設けることで理解力がより深まることなどを現場の薬剤師から学ぶことができ、よい刺激となりました。薬剤師として薬物乱用防止教育に関わる意義と重要性を考える大変有意義な機会となりました。
(報告者:柳本佳南)

【ポスター発表】
柳本佳南(10月10日)
「ノンアルコール飲料に関する児童へのアンケート調査」

2016年10月7〜8日

第51回日本アルコール・アディクション医学会学術総会(東京)

「第51回日本アルコール・アディクション医学会学術総会」が、タワーホール船堀にて「アディクション・サイエンス〜ハームリダクションの観点から〜」をテーマに開催されました。本学会は、2016年に日本アルコール・薬物医学会と日本依存神経精神科学会との合併により誕生しました。近年、依存の問題が、アルコールを含めた精神作用物質のみならず、ギャンブルやインターネットゲームなど、いわゆる嗜癖行動(行動のアディクション)にも広がり、社会的にも大きな問題となっています。本学会は、日本のアルコール・薬物・嗜癖行動関連問題研究の中心を担う学術総会です。
当部門からは、学部6年の後藤咲香が一般演題のポスター発表を行いました。発表では、ニコチン性アセチルコリン受容体を介した精神行動異常の緩解機序における受容体サブユニット間での相互関係について質問をいただき、現在の研究活動の進捗および課題について私見を深めることができました。本学会では多因子により引き起こされる精神面の依存を中核症状とする障害からのハームリダクション(有害事象の低減)の実現を目指し、基礎から臨床までをテーマに幅広い討論が行われました。依存形成に関与する機序や分子の解明など、多数の新たな知見が得られたと同時に、未だ詳細の解明されていない本分野に、改めて奥深さや面白さを感じました。今後の基礎研究および臨床活動に繋がる大変有意義な機会となりました。
(報告者:後藤咲香)

 

【ポスター発表】
後藤咲香(10月7日)
「フェンシクリジン連続投与による精神行動異常におけるニコチン性アセチルコリン受容体サブユニットの関与」

2016年9月24~25日

The 7th Nagoya / Nanjing / Shenyang Symposium of Pharmaceutical Sciences(名古屋)

「The 7th Nagoya / Nanjing / Shenyang Symposium of Pharmaceutical Sciences」が、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターにて開催されました。
当部門からは、野田幸裕教授、吉見 陽助教、博士課程3年の後藤 綾、2年の長谷川章、学部6年の伊藤貴博がポスター発表を行いました。本シンポジウムは、名城大学が学術協定を結ぶ中国薬科大学および瀋陽薬科大学との学術交流を目的として開催され、基礎から臨床研究まで多岐わたる口頭およびポスター発表がありました。ポスター発表時には、幼若期マウスに対する環境的ストレス負荷が脳機能に及ぼす影響など多数の質問をいただきました。中国の薬系大学から、抗がん剤シスプラチンの副作用である腎毒性の発現を予測するバイオマーカーについて発表がありました。治療薬の副作用を予測するバイオマーカーの探索は当室でも行っており、着眼点が共通していたことから、国際的な視野を持った研究の必要性を再認識する機会となりました。
(報告者:長谷川章)

【ポスター発表】
野田幸裕(9月24日)
「Persistent impairment of social behaviors and neurogenesis in mice exposed to
social defeat stress as juveniles」
吉見 陽(9月24日)
「Proteomic analysis of lymphoblastoid cell lines derived from patients with schizophrenia: an exploratory study into biomarkers」
後藤 綾(9月24日)
「Involvement of the histamine H4 receptor in clozapine-induced hematopoietic toxicity of HL-60 cells」
長谷川章(9月24日)
「The mechanisms of impairment of social behaviors in mice exposed to social defeat stress as juveniles」
伊藤貴博(9月24日)
「Involvement of metabolic control of serotonin transporter in emotional abnormalities of stressed mice」

2016年9月17~19日

第26回医療薬学会年会(京都)

「第26回医療薬学会年会」が、国立京都国際会館およびグランドプリンスホテル京都にて、「明日を創るチーム医療」をテーマに開催されました。

当部門からは、野田幸裕教授がシンポジウム2と33のオーガナイザーおよびシンポジストとして、さらに市民公開講座の講演を務めました。また、博士課程3年の後藤 綾先輩が一般演題の口頭発表を、学部6年の岩井 茜が一般演題のポスター発表を行いました。薬剤師による吸入療法指導の有用性に関する発表では吸入薬のデバイス別での影響について、がん疼痛患者におけるオキシコドンの応答性に関する発表では研究成果の臨床応用や今後の展望について質問を頂きました。多職種連携教育(IPE)に関するシンポジウムでは、大学ごとに特色あるIPEや、臨床現場で働く薬剤師における多職種連携(IPW)の実例などが紹介され、活発な討論が行われました。同シンポジウムでは薬学生からの発表があり、チーム医療を実践するために主体的に活動している姿に刺激を受けました。今後、薬剤師としてチーム医療に積極的に参加・貢献するために必要な知識や心構えを学ぶことができ、大変有意義な機会となりました。

(報告者:岩井 茜)

【シンポジウム】
野田幸裕(9月17日)オーガナイザー/シンポジスト
シンポジウム2:改訂コアカリを見据えた事前学習の取組み
「事前学習の準備状況:全国薬系大学からのアンケート調査」
野田幸裕(9月18日)オーガナイザー/シンポジスト
シンポジウム33:チーム医療を支える多職種連携教育(IPE):IPE を広めていこう!
「医薬連携による多職種連携教育(Interprofessional education & Practice:IPEP):趣旨説明」
【市民公開講座】
野田幸裕(9月19日)
サスペンスの街京都—犯罪と薬物
「危険ドラッグって怖い−薬の専門家からの提言−」
【口頭発表】
後藤 綾(9月17日)
「薬剤師による吸入療法指導が慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の症状や肺機能に与える影響」
【ポスター発表】
岩井 茜(9月17日)
「がん疼痛患者におけるオキシコドン応答性とオキシコドン及びその代謝物の血中濃度との関連性」

2016年9月8~10日

第38回日本生物学的精神医学会・第59回日本神経化学会大会合同年会(福岡)

「第38回日本生物学的精神医学会・第59回日本神経化学会大会合同年会」が、福岡国際会議場にて「脳と心の深淵に迫る基礎と臨床の融合戦略」をテーマに開催されました。
日本生物学的精神医学会と日本神経化学会は共に脳神経研究の学会であり、基礎系および臨床系の神経化学研究者、精神医学研究者が一同に会して活発に討論する場として本年度は合同年会開催されました。当部門からは野田幸裕が、ランチョンセミナー6にて講演を行いました。最初に北海道大学の橋本直樹助教から「認知機能障害を意識した統合失調症臨床」と題した講演がありました。統合失調症における認知機能障害の改善は、患者の社会復帰・生活能力向上につながるため、陽性症状や陰性症状の改善以上に無視できない重要な症状であります。講演後には基礎と臨床の精神・神経疾患研究に携わっている専門家と意見を交わすことができました。国内外併せて1,000名以上の参加者があり、現在の研究活動の進捗について私見を深めることができました。
(報告者:野田幸裕)

 

【ランチョンセミナー】
野田幸裕(9月9日)講演
ランチョンセミナー6
「前頭前皮質ドパミンD3受容体を介する認知機能の調節:統合失調症様モデル動物を用いた検討」

2016年9月10日

第10回精神科専門薬剤師セミナー(東京)

「第10回精神科専門薬剤師セミナー」が、TFTホール500・西館2階にて「新たな向精神薬を適切に臨床現場で使用するために薬剤師が果たす役割」をテーマにて開催されました。
当部門からは野田幸裕がSession 1の座長、およびセミナー終了のあいさつを務めました。本セミナーは第10回記念セミナーでもあったことから、全国から150名あまりの精神科薬剤師が集い、各セッションにおいて活発な質疑・応答がなされました。平成28年度診療報酬改訂により、薬剤総合評価調整加算・管理料(250点)が新設され、向精神薬の適切な処方の促進のために処方料、薬剤料、処方せん料の基準が改訂されました。精神科薬剤師は多剤大量処方の解消に向けて、適切な向精神薬の使用を益々推進していく必要があります。本セミナーを通じて向精神薬の適正使用に必要な新たな知識や方法も得る機会となり、今後の薬剤師教育に生かしていきたいと思います。
(報告者:野田幸裕)

 

【Session 1】
野田幸裕教授(9月10日)座長
Session 1: 精神科薬物治療の課題と対応
「抗精神病薬の多剤併用の適正化」

2016年9月3日

精神疾患と認知機能研究会 M-cog 第1回学術講演会(名古屋)

「精神疾患と認知機能研究会 M-cog 第1回学術講演会」が、名古屋マリオットアソシアホテルボールルームⅠにて「統合失調症のリカバリーに向けた認知機能改善の重要性」をテーマに開催されました。
当部門からは野田幸裕が、シンポジウムにて講演を行いました。統合失調症患者の社会復帰を支援する多様な治療プログラムについて作業療法士や心理士からの講演もあり、医師、看護師、作業療法士、心理士、さらに薬剤師、栄養士、精神保健福祉士とともに社会復帰・生活能力向上に取り組むことの重要性を学びました。講演後には臨床の専門家と意見を交わすこともできました。早期の退院と地域生活への復帰がスムーズにできるような薬物療法を提案できる薬剤師育成に関わっていきたいと思います。
(報告者:野田幸裕)

【シンポジウム】
野田幸裕(9月3日)講演
シンポジウム:統合失調症の認知機能障害 ~リカバリーに向けた具体的なアプローチ~
「前頭前皮質ドパミンD3受容体と認知機能:基礎研究の知見を基に薬剤師の立場から」

2016年8月27〜28日

第1回日本薬学教育学会大会(京都)

「第1回日本薬学教育学会大会」が、京都薬科大学本校地にて「薬学教育の原点―Science, Art, Humanity―」をテーマにて開催されました。
当部門からは吉見 陽が、大会特別企画にてポスター発表を行いました。本大会はサイエンスとしての「薬学教育学」を確立する目的で設立された「日本薬学教育学会」の記念すべき第1回の大会でありました。全国から700名あまりの教育関係者(大学教職員、薬剤師、学生、病院・薬局・企業の教育研修担当者など)が一堂に会し、薬学教育を原点から見つめ、今後なすべき薬学教育や研究・学術活動について活発な議論が交わされました。本大会を通じて教育プログラムの改善・充実に向けた科学的アプローチと、その有効性に関する検証・評価の実践について学習する機会となり、今後の薬学教育にいかしていきたいと思います。

(報告者:吉見 陽)

 

【大会特別企画】
吉見 陽(8月28日)ポスター発表
大会特別企画:薬学教育における各大学の特徴ある取組み
「チーム医療を支える多職種連携教育(InterProfessional Education & Practice: IPEP)―医薬連携による模擬患者参加型IPEP―」

2016年8月5~6日

第18回応用薬理シンポジウム(名古屋)

「第18回応用薬理シンポジウム」が、名古屋大学医学部医系研究棟1号館にて「トランスレーショナルリサーチの推進」をテーマに開催されました。

当部門からは野田幸裕教授がシンポジウム1のシンポジストとランチョンセミナー2の座長およびシンポジウム6のオーガナイザー/座長を、吉見 陽助教がシンポジウム6のシンポジストを務めました。学部6年の成瀬 亮および5年の内田美月と竹内佐織がポスター発表を行いました。社会性行動障害におけるドパミンD3受容体の役割に関する発表では、ドパミンD3受容体の特徴や臨床応用、社会性行動障害を緩解する機序など幅広く助言して頂くことができました。フェンシクリジン連続投与によって惹起される精神行動異常におけるグルタミン酸輸送体の役割に関する発表では、グルタミン酸神経系とドパミン神経系の関連について質問を頂くことができました。新生仔期と若齢期の複合負荷が精神機能に与える影響に関する発表では、新生仔期と若齢期にそれぞれ単独で負荷を掛けた際の影響との相異について質問と意見を頂くことができました。本シンポジウムでは新しい創薬標的分子の同定を目的とする基礎的研究から機能性食品や健康食品に含まれる成分の薬理作用の解明や臨床応用、および既存薬の育薬研究の現状と今後の方向性についての講演がありました。社会へ研究成果を還元していくことの重要性について改めて考える有意義な機会となり、今後の研究活動の意欲向上につながりました。なお、本ポスター発表にて、内田美月と竹内佐織が優秀ポスター賞を受賞しました。

(報告者:竹内佐織)

【シンポジウム】
野田幸裕(8月5日)シンポジスト
シンポジウム1:トランスレーショナルリサーチ:応用薬理学分野での研究成果を社会に還元する
「神経精神疾患関連因子の機能解析と臨床応用:基礎・臨床研究からのアプローチ」
野田幸裕(8月6日)オーガナイザー/座長
シンポジウム6:神経精神疾患関連因子の機能解析と臨床応用:基礎・臨床研究からのアプローチ
吉見 陽(8月6日)シンポジスト
「精神疾患の発症脆弱性に関わるバイオマーカーの探索」
【ランチョンセミナー】
野田幸裕(8月6日)座長
ランチョンセミナー2:間葉系幹細胞の造血幹細胞移植への臨床応用
【ポスター発表】
成瀬 亮(8月5日)
「統合失調症様モデル動物に認められる社会性行動障害におけるドパミンD3受容体の役割」
竹内佐織(8月5日)
「新生仔期の炎症性メディエーターと若齢期の乱用薬物の複合負荷が精神機能に与える影響」
内田美月(8月5日)
「フェンシクリジン連続投与によって惹起される精神行動異常におけるグルタミン酸輸送体の役割」

2016年7月14~18日

16th Asian Conference on Clinical Pharmacy(ソウル、大韓民国)

「16th Asian Conference on Clinical Pharmacy」が、Sejong University Convention Centerにて「One Asia Through Clinical Pharmacy」をテーマに開催されました。

当部門からは、野田幸裕教授がシンポジウム12にてシンポジストを務め、博士課程3年の後藤 綾が口頭発表を行いました。がん化学療法による悪心・嘔吐(CINV)は、抗悪性腫瘍薬の投与により発現する非血液学的毒性で、患者の生活の質(QOL)を損なう大きな原因のひとつです。いずれの発表もCINVに対する治療の進歩と普及を図り、医療の向上に寄与することを目的し、CINVに対する個別化医療として制吐剤の適正使用に繋がることから、海外の教育・研究者から非常に興味を持っていただき、多数の質問がありました。

プレナリーセッションでは、香港の医薬看護学生のみならず心理士なども参加する多職種連携教育(IPE)に関する講演があり、日本だけでなく多国においてもIPEが注目・推進されていることを実感しました。薬学生のための国際研修プグラムの講演ではアリゾナ大学のKatz教授から名城大学との交換研修プログラムが紹介されました。多国の大学教員や病院・薬局の薬剤師との交流も深めることができ、アジアの臨床薬学の発展に向けて、一致団結した学会でした。

(報告者:後藤 綾)

【シンポジウム】
野田幸裕(7月16日)シンポジウム12
「Personalized medicine: Candidate gene polymorphisms predicting individual sensitivity to oxycodone」
【口頭発表】
後藤 綾(7月15日)
「Analysis of genotype polymorphisms related to CINV in Japanese population」

2016年7月2~5日

第46回日本神経精神薬理学会年会・30th CINP World Congress of Neuropsychopharmacology(ソウル、大韓民国)

「第46回日本神経精神薬理学会年会(JSNP年会:7月2~3日)」および「30th CINP World Congress of Neuropsychopharmacology(CINP大会:7月3~5日)」が、韓国ソウル特別市の国際会議場(COEX)にて「産学官連携と国際連携(Public-private partnership & International alliance)」および「FUTURE OF NEUROPSYCHOPHARMACOLOGY-Innovation Integrated with Neuroscience for Mental Health-」をテーマにそれぞれ開催されました。

当部門からは、JSNP年会において、野田幸裕教授がショートセッション7のオーガナイザー/座長を務めました。グリア細胞について、周産期異常免疫応答による神経発達障害にインターフェロン誘導性膜貫通タンパク質(IFITM3)が関与しているなど、最新の知見が紹介され、活発な議論がなされました。CINP大会においては、野田幸裕教授、博士課程3年の後藤 綾先輩、2年の長谷川章先輩と学部6年の伊藤貴博がポスターセッションのポスター発表を行いました。ストレスモデルマウスを用いた発表では、PKCの活性化からSERTのリン酸化に至るまでのシグナルカスケードについて、抗うつ薬の適正用量についてなど、多くの研究者から質問をいただきました。一方、シンポジウムやポスターセッションでは、神経変性疾患の病態診断マーカーとしてエクソソームの可能性を提唱した研究など、トランスレーショナルリサーチに関する研究成果の発表が盛んに行われていました。世界中の研究者との交流や情報交換を通して得られた最新の知見や課題を今後の研究に生かしていきたいと思います。

なお、CINPのポスター発表において、JSNP 賞・CINP 参加支援として、JSNP Excellent Presentation Award for CINP(40名:40歳以下対象)を博士課程3年の後藤 綾、2年の長谷川章、および学部6年の伊藤貴博が、CINP 30th Congress Student Encouragement Award(20名:postgraduate students対象)を博士課程2年の長谷川章がそれぞれ受賞しました。

(報告者:伊藤貴博)

JSNP年会
【ショートセッション】
野田幸裕(7月3日)オーガナイザー/座長
ショートセッション7:グリア-神経制御機構と精神疾患におけるその役割

CINP大会
【ポスター発表】
長谷川章(7月3日)
「A strategy for treating in deficits of social behaviors induced by exposure to social defeat stress as juveniles」
伊藤貴博(7月3日)
「Changes of serotonergic functions are mediated via metabolic control of serotonin transporter in stressed mice」
野田幸裕(7月4日)
「Social defeat stress as juveniles impairs persistent social behaviors and neurogenesis」
後藤 綾(7月4日)
「Histamine H4 receptor is involved in clozapine-induced hematopoietic toxicity: vulnerability under granulocytic differentiation of HL-60 cells」

2016年6月25~26日

医療薬学フォーラム2016/第24回クリニカルファーマシーシンポジウム(滋賀)

「医療薬学フォーラム2016/第24回クリニカルファーマシーシンポジウム」が、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、ピアザ淡海滋賀県立県民交流センター、および大津市勤労福祉会館にて「創薬科学と医療薬学のさらなる連携を目指して」をテーマに開催されました。

当部門からは、学部6年の河合早紀と近藤麻生が一般演題のポスター発表を行いました。2型糖尿病外来患者への薬剤師の介入に関する発表では、糖尿病とその治療に関して患者さんに知っておいてほしい項目をお薬手帳に記載することや、薬剤ごとに服用状況を解析することなど、介入方法が明確になる工夫が必要であることを助言して頂きました。歯科‐精神科リエゾン領域患者の末梢血中セロトニントランスポーターの代謝に関する発表では、多数の測定項目を多群比較する際の方法やサンプル採取の工夫などについての助言や意見を頂きました。教育講演では、「高齢社会における薬剤師の役割」として、薬局が地域住民の健康情報の拠点となることは地域の健康増進に繋がることを学びました。また、必要以上に多種類の薬を服用している「ポリファーマシー」が現在の高齢社会において問題となっていること、それに対する薬剤師の介入の必要性について興味深く聴講し、将来の薬剤師像について考えるきっかけとなりました。薬学生としての学習意欲や研究意欲の向上に繋がる大変有意義な学会でした。

(報告者:近藤麻生)

【ポスター発表】
河合早紀(6月25日)
「2型糖尿病外来患者における経口血糖降下薬の服薬および薬識・病識の状況:薬剤師介入による影響」
近藤麻生(6月25日)
「口腔内慢性疼痛疾患患者の末梢血中におけるユビキチン化セロトニントランスポーターの発現変化」

2016年5月28~29日

第10回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会(名古屋)

「第10回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会」が、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターにて、「患者に頼られ、寄り添える治療パートナーを目指して-コミュニケーションスキルトレーニングの実践と効果-」をテーマに、開催されました。

当部門からは、学部5年の浮貝真子がポスター発表を行いました。発表時には、薬学部実務実習に携わる大学教員や薬局薬剤師から、薬学生によるくすり教室の実施方法や、高齢者の薬識向上を目指した発表時の工夫について、多数の質問やご意見を頂きました。本大会では、薬剤師がファーマシューティカルケアを行うプロセスで必要となるコミュニケーションについての講演が行われ、コミュニケーション能力を習得するためには知識だけでなく、日ごろからの練習が不可欠であり、繰り返しの練習を踏まえた実践が重要であることを学びました。本ポスター発表にて、浮貝真子が優秀発表賞を受賞しました。

(報告者:浮貝真子)

【ポスター発表】
浮貝真子(5月29日)
「薬学生による高齢者向けくすり教室:地域医療を理解・実践できる薬学生の育成を目指して」

2016年3月26~29日

日本薬学会第136年会(横浜)

「日本薬学会第136年会」が、パシフィコ横浜にて、「次世代の薬学への羅針盤~新しい薬学への出帆~」をテーマに、開催されました。

当部門からは、博士課程4年の肥田裕丈と学部5年の松岡史華がポスター発表を行いました。ポスター発表では、学部生・大学教員、病院薬剤師など多岐に渡る方々に、実臨床におけるトラマドール使用上の問題点や副作用に対する予防薬の投与など、貴重なご意見やご指導を頂くことができました。本年会では、基礎研究から臨床研究まで幅広い分野においての発表やシンポジウムがありました。その中でも、「新規がん免疫治療薬抗PD-1 抗体ニボルマブの研究開発」と題した創薬科学賞受賞講演は、アドバンストコース臨床研修にて実際に関わった薬剤であり、基礎と臨床との繋がりを感じた非常に興味深い内容でした。本年会の参加は、自身の今後の研究活動や大学生活において大変良い刺激となりました。

(報告者:松岡史華)

【ポスター発表】
肥田裕丈(3月27日)
「PF 療法による嘔吐発現程度と体内水分のIN・OUT バランス量との関連性」
松岡史華(3月27日)
「がん疼痛患者におけるトラマドールの使用実態調査とその有用性の検討」

2016年3月9~11日

第89回日本薬理学会年会(横浜)

「第89回日本薬理学会年会」が、パシフィコ横浜にて「Voyage beyond the Horizon」をテーマに開催されました。

当部門からは、博士課程1年の長谷川章と学部5年の伊藤貴博がそれぞれ一般演題にてポスター発表を行いました。発表時には、臨床知見とモデル動物としての妥当性と、グルタミン酸トランスポーターの機能不全による脳内細胞への影響、慢性あるいは高用量の薬物を投与した場合の行動評価などについて、多数の研究者から質問を頂きました。目的タンパク質の神経化学的検出方法についての助言などもあり、多数の意見を頂くこともできました。本年会において中枢神経系に関するセミナーやシンポジウムに参加し、今後の研究活動の私見を深めることができ、大変有意義な機会となりました。

(報告者:伊藤貴博)

 

 

【ポスター発表】
長谷川章(3月8日)
「脳発達過程におけるGLASTの機能異常が及ぼす脳神経系への形態的影響」
伊藤貴博(3月8日)
「ストレス負荷マウスの抑うつ様行動におけるセロトニントランスポーター機能調節機構」

2016年3月8日

第25回神経行動薬理若手研究者の集い(さいたま)

「第25回神経行動薬理若手研究者の集い」が、ソニックシティホールにて「健康寿命の延伸に向けた新戦略-神経行動薬理学からのアプローチ-」をテーマに開催されました。

当部門からは、学部5年の伊藤貴博が一般演題にて口頭発表を行いました。発表後には、セロトニン作動性神経伝達の評価法や、他のトランスポーターの機能的動向などについて、多数の研究者から質問や、アドバイスを頂き、本研究における新たな課題を見出すことができました。神経行動薬理の分野で活躍する同世代の研究者の研究成果を拝聴・討論したことで、今後の研究活動に対するモチベーションを高めることができた大変有意義な機会となりました。なお、本口頭発表にて、伊藤貴博が「優秀発表賞」を受賞しました。

(報告者:伊藤貴博)

【口頭発表】
伊藤貴博(3月8日)
「ストレス負荷マウスに認められるうつ様行動におけるセロトニントランスポーター代謝制御の調節分子の関与」

2016年11月5日

2016年度 名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センター大学祭:バスケットボール3 on 3

「2016年度 名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センター大学祭:バスケットボール3 on 3」が、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センター八事キャンパス体育館にて、開催されました。
当室からは病態解析学Ⅰチームで野田幸裕教授、学部6年の伊藤貴博、学部4年の桒名諒美、田代侑子、林千裕、平松愉加、髙木修平が選手として、吉見 陽助教、学部5年の竹内佐織、内田美月が応援者として参加しました。名城大学の他学部や他大学のバスケットボール経験者が多数参加しており、初戦では先制点を許してしまいましたが、野田先生の果敢な攻めと伊藤貴博のシュートで点数差を縮める接戦となりました。2試合目は3 on 3に初めて参加する女性陣が交代で出場し、相手チームの勢いに負けず、アグレッシブに攻めていました。結果は残念ながら2試合とも負けてしまいましたが、スポーツの秋らしくアクティブな1日となりました。試合後は、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターの各部活が出店している模擬店を回り、野田先生にごちそうしていただきました。大学祭を満喫し、参加者一同の仲をより深めることができ、来年も是非参加できたらと思います。
(報告者:内田美月・竹内佐織)

2016年10月30日

第5回スポーツフェスティバル:絆を深め、気分をリフレッシュ!!

「第5回スポーツフェスティバル」が、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センター体育館にて、開催されました。

今回のスポーツフェスティバルは、学部5年の内田美月、竹内佐織、および山田將玖郎の選手宣誓からスタートしました。参加者22名が野田幸裕教授(野田)チーム、吉見 陽助教(吉見)チーム、および後藤 綾先輩(後藤)チームの3チームに分かれ、バドミントン、バスケットボール、およびソフトバレーボールで競い合いました。何れの競技においても、各々がベストを尽くし、楽しみました。今回のチーム対抗戦は最後まで白熱し、野田チームと後藤チームの2チームが同点1位となりました。総当たりのじゃんけんを行い、野田チームが優勝しました。スポーツで汗を流した後は、八事の西遊記にて打ち上げを行いました。打ち上げでは、参加者の投票によって選ばれた「MVP賞」と「頑張ったで賞」の発表が行われ、和やかな雰囲気の中、交流を深めることができました。普段は研究や実習、講義などで体を動かす機会が少ない中、気分をリフレッシュすることができました。

(報告者:柳本佳南)

 

優勝チーム:野田幸裕教授、長谷川章先輩、岩田未来、加藤奈波、藤井菜々美、添田光輝、田代侑子、林 千裕

MVP賞:添田光輝

頑張ったで賞:村川依代

2016年9月30日

2016年度 6年生の卒論の慰労会:感謝の気持ちを込めた記念品の交換

「2016年度 6年生の卒論の慰労会:感謝の気持ちを込めた記念品の交換」が、鉄板ダイニング向日葵にて、開催されました。
今回、卒論研究・論文作成に多大なご指導を頂いた当部門OBの加藤博史先生や肥田裕丈先生を招待し、盛大な慰労会となりました。最初に野田幸裕教授と吉見 陽助教から学部6年生をはじめ、卒論研究・論文作成に関わった全員へ労いの言葉などを頂き、続いて、学部4・5年生からは学部6年生へケーキとサプライズプレゼントとしてCDを贈りました。本CDには、8名の学部6年生にアンケートを取り、それぞれの思い入れ・思い出深い楽曲を収録しました。CDを受け取った学部6年生の喜ぶ顔を見ることができ、学部4・5年生一同、大変嬉しかったです。次に、卒論完成の感謝の気持ち・思いを込めたプレゼントが学部6年生から教員や学部4・5年生一同に送られました。学部6年生に卒論や研究などについてお話を伺い、学んだことを今後の研究に活かし、さらに発展させていこうと、学部4・5年生一同、気持ちを新たにしました。
(報告者:藤井菜々美)

2016年9月8~10日

平成28年度薬学部卒業論文発表会

「平成28年度薬学部卒業論文発表会」が、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センター新1号館ライフサイエンスホール、新3号館201教室、303教室および304教室にて開催されました。

本発表会では、当部門の学部6年の成瀬 亮、後藤咲香、伊藤貴博、磯貝里奈、近藤麻生、岩井 茜、および河合早紀が新1号館ライフサイエンスホールにて、衛生化学研究室アドバンストコースの松岡史華が新3号館201教室にて口頭発表を行いました。それぞれが緊張しながらも、約2年間の研究活動の集大成として、研究成果を発表しました。質疑応答では、多くの学生や教員から幅広いご質問・ご意見を頂き、基礎から臨床にわたる研究結果を踏まえた考察、新たな課題など、視野を広げることができたと同時に、自分たちの成長も感じることができました。本発表会では様々な研究分野における卒論発表を聴取し、違った視点から基礎と臨床を学ぶことができ、質疑にも積極的に参加しました。今後、薬剤師・大学院生として業務・研究を進めていくにあたり、検討すべき課題や考慮すべき問題点を再確認する大変有意義な機会となりました。

(報告者:磯貝里奈)

【口頭発表】
成瀬 亮(9月8日)
「統合失調症様モデル動物に認められる社会性行動障害におけるドパミンD3受容体の役割」
後藤咲香(9月8日)
「統合失調症様モデル動物に認められる精神行動異常におけるα7およびα4β2ニコチン性アセチルコリン受容体の関与」
伊藤貴博(9月8日)
「ストレス負荷マウスのうつ様行動におけるセロトニントランスポーター制御機構の関与」
磯貝里奈(9月8日)
「精神科外来患者における抗うつ薬および抗不安薬の処方状況に関する調査」
近藤麻生(9月8日)
「歯科‐精神科リエゾン領域における血小板分画中セロトニントランスポーターの代謝過程を標的とした治療薬選択・各症状診断バイオマーカー開発に向けて」
岩井 茜(9月8日)
「がん疼痛患者におけるオキシコドン応答性およびオキシコドンとその代謝物の血中濃度との関連性」
河合早紀(9月8日)
「2型糖尿病外来患者における経口血糖降下薬の服薬状況および病態・薬識に関する調査」
松岡史華(9月8日)
衛生化学研究室・アドバンストコース
「がん化学療法に伴う消化器毒性に関与する因子の探索:セロトニン関連分子からのアプローチ」

2016年8月8~9日

2016年度 ゼミ旅行(飛騨・高山)

「2016年度 ゼミ旅行」で、岐阜県の飛騨市と高山市に行きました。
1日目:8月8日
雲一つない快晴、気温も35℃以上の猛暑日となるその日、バスで鶴舞を出発し、岐阜県へと向かいました。車中では恒例の学部4年の自己紹介から始まり、他己紹介やクイズなどのレクリエーション(レク)を行いました。最初の目的地である大滝鍾乳洞まで笑い声が絶えない車中を過ごしました。
大滝鍾乳洞での昼食は、次々と流れてくるそうめんに一同が興奮しながらそうめんを堪能しました。昼食後、鍾乳洞に入り、他の鍾乳洞では見られない、赤色からピンク色に着色した鍾乳石に感動しながら、自然が作り出した神秘さと鍾乳洞独特の涼しさを体感しました。鍾乳洞を後にして飛騨の里へ移動し、岐阜県飛騨地方の伝統工芸品である「さるぼぼ」作りを体験しました。裁縫に悪戦苦闘しながらも、一生懸命「さるぼぼ」に思いを込めて完成させ、宿泊地の中村館へと移動しました。
旅館では、卵を源泉へ入れて温泉卵を作ったり、天然温泉の大浴場、露天風呂を満喫したり、自由時間を有意義に過ごしました。夕食では、飛騨地方の名物である飛騨牛の朴葉みそ焼きを始めとする会席料理に舌鼓を打ちました。夕食後、宴会場へ移動し、夜レクを行いました。今年からの新企画である写真当てゲームから始まり、アンケートによる順位当てゲームなどのレクを楽しんだ後、バスレクの罰ゲームとして野田幸裕教授、吉見 陽助教、学部5年の柳本佳南、竹内佐織が一芸を披露しました。それに刺激された学部4・5・6年生が引き続き、予定外の一発芸を披露し、今年も大変盛り上がりました。
2日目:8月9日
野田幸裕教授、吉見 陽助教を始め博士課程の先輩方、体力に自信のある学部4・5・6年が毎年恒例の朝トレへと出かけました。山の朝のひやりとした空気を味わいながら、壮大な滝の情景を楽しみました。朝食後、中村館を出発し、2日目最初の目的地である天空の牧場山之村へ向かいました。しぼりたての牛乳、生クリーム、砂糖、卵黄を冷やしながら素早く混ぜて、1人ずつアイスを作り、アイスの濃厚な味わいを楽しみました。その後は、班ごとにバーベキューを行い、自然の風景や新鮮な空気に囲まれながら、お肉や野菜、ソーセージなどを堪能しました。満腹になった後は、自由に散策し、ヤギやヒツジ、ウサギなどの動物と触れあい、癒されました。
次の目的地の、レールマウンテンバイクGattan Go!!では、ペアごとに往復6キロの道のりを楽しみました。出発地点の奥飛騨温泉口駅から折り返し地点の神岡鉱山前駅までの道のりの途中には、真っ暗で先が見えない涼しいトンネルや、高架から見える壮大な景色を通過し、普段のラボ生活とは全く異なった、雄大な自然を感じました。アクティブでスリル満点なレールマウンテンバイクでの旅を楽しみました。天候に恵まれたゼミ旅行でしたが、この時だけは.激しい驟雨に見舞われ、ヘルメットから雫が滴って全員がびしょ濡れになりました。帰りのバスでは、道の駅やサービスエリアで休憩をはさみながら、談笑やDVD鑑賞を楽しみ、名古屋への帰路につきました。
旅行を振り返ってみると、いつも支えてくださる野田教授、吉見助教、博士課程の先輩方、信頼できる6年生の先輩、先輩になったばかりの5年生、配属されたばかりで緊張した面持ちの4年生が同じ体験をすることで、親睦が深まり、非常に楽しく過ごせたのではないかと思います。心も体もリフレッシュすることができ、ラボ生活により一層励むことができると思います。大きな怪我や病気もなく、全員が無事に帰路に着くことができ、とても楽しいゼミ旅行となりました。
(報告者:浮貝真子、竹内佐織)

2016年7月30~31日

名城大学オープンキャンパス2016

「名城大学オープンキャンパス2016」が、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センター八事キャンパスにて開催されました。

当室では、教員の指導の下に、博士課程、学部4~6年や衛生化学研究室のアドバンスト学生が、来校された高校生やご父兄を対象に、本学部や病院などで実施する「薬剤師業務の体験コーナー」と本学部の薬学教育の特徴の一つである「医薬連携薬学教育の動画やポスターでの解説」を2日間交代して運営しました。「薬剤師業務の体験コーナー」では、①無菌操作:注射薬調製の体験および②閉鎖式薬物移送システムによる抗がん剤調製のデモンストレーションを行いました(主に博士課程と学部4・5年生担当)。「医薬連携薬学教育の動画やポスターでの解説」では、①アドバンスト特別臨床研修、②多職種連携教育(IPE:Inter-Professional Education)、および③遠隔双方向教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告について動画やスライド、ポスターを用いて説明しました(主に博士課程と学部6年生担当)。今回は、注射薬調製の体験だけでなく、閉鎖式薬物移送システムによる抗がん剤調製の見学を取り入れたことによって、医療従事者の抗がん剤暴露に対する安全確保の方法とその重要性について、理解を深めてもらえたと思います。両日とも多数(約300名)の高校生やご父兄で賑わい、「薬剤師が注射薬調整をすることを初めて知った」「シリンジや針を使用して緊張したが良い経験になった」「企画を通して現役の薬学生と話すことができ、とても参考になった」などの感想をいただき、大変好評でした。また、本学部に関する意欲的な質問も多数受け、新鮮な気持ちで自身の大学生活を見直すことができ、良い刺激となりました。今回のオープンキャンパスを通じて、高校生が将来の進路について考える良い機会になればと思いました。

(報告者:岩田未来)

2016年6月28日

2016年度 歓迎会:新任教員と配属4年生への歓迎状贈呈

「2016度 歓迎会:新任教員と配属4年生への歓迎状贈呈」が、うちめし居酒屋はや志にて、開催されました。

2016年4月に吉見 陽助教が赴任し、5月に4年生9名(アドバンストコース3名、研究コース3名、学術研究コース3名)が配属され、衛生化学研究室のアドバンストコースの学生も新たな仲間として当室の歓迎会に参加しました。乾杯の前に吉見助教をはじめ、4年生全員に当室恒例の歓迎状が野田幸裕教授より贈呈されました。新任の吉見助教や4年生と和気あいあいと会は進み、交流を深めることができました。6月28日現在、当室には衛生化学研究室のアドバンストコースの学生も含め、博士課程4名、学部6年8名、学部5年10名が所属しています。新たに配属された10名の4年生と合わせ34名と風通しが良く、かつ活気にあふれる人数で、先輩・後輩、教員・学生の垣根を取り払って自由闊達に議論しながら、それぞれが教え学びあって成長しています。さらに当室全体が活気に溢れ、和気あいあいとした楽しい雰囲気なるようにしていきたいと思います。

(報告者:加藤清香)

2016年6月15日

第8回(第36回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第8回(第36回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院および名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、愛知医科大学病院の循環器内科・心臓外科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。各中継施設には学生や教員が参加しており、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。心不全の病態や症状の評価、重症度から診た薬物治療指針、心不全増悪防止には服薬コンプライアンスの向上が特に必要であることを学びました。ガイドラインに記載されていない治療を考えなくてはならない場合に備え、エビデンスレベルの高い文献情報を積極的に取り入れ、服薬コンプライアンス向上のために家族の支援に加えて訪問介護員の利用を考慮することが参考になりました。今後のアドバンスト活動において、患者の病態に合わせて薬物治療の妥当性を評価し、適切な服薬指導やコンプライアンス向上支援を行えるように精進していきたいと思います。

(報告者:近藤麻生)

【愛知医科大学病院】
「コンプライアンス不良による心不全増悪患者への介入」

2016年6月4日

第2回ボウリング大会:親睦と団結のためのレクリエーション

「第2回ボウリング大会」が、スポルト名古屋にて開催されました。

当日は本学薬学部学生会主催の「ソフトボール大会」が開催されていました。当室は残念ながら出場枠にもれましたが、新しく配属された4年生との親睦を深めるために昨年度に引き続き、「ボウリング大会」を開催しました。「第2回ボウリング大会」には学部4年7名も含め総勢22名が参加し、5チームに分かれて団体戦を行いました。第1ゲームは、スコア平均が高いチームから好きな昼食を選ぶというルールで行い、その結果、野田幸裕教授率いるチームが1位となりました。第2ゲームは、昼食をとりながら、スコアの高い順に参加者全員が好きな賞品を選ぶというルールの個人戦を行い、野田幸裕教授が優勝されました。会の終わりには、野田幸裕教授と吉見 陽助教にボウリングのピンを模した着ぐるみを着ていただき記念撮影を行いました。当室に配属されて初めてのイベントに緊張していた様子の4年生も、ゲームが白熱していくなかで交流を深め、打ち解けることができました。

(報告者:山田將玖郎)

 

団体戦優勝:野田幸裕教授、竹内佐織、平松愉加、磯村優希

個人戦優勝:野田幸裕教授

2016年6月1日

第7回(第35回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第7回(第35回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院および名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、安城厚生病院の泌尿器内科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設には多くの学生や教員が参加しており、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。難治性精巣腫瘍に対するVeIP(ビンブラスチン、イフォスファミド、シスプラチン)療法における薬剤師の役割や、その副作用の一つである発熱性好中球減少症の予防に半減期40時間と長いG-CSF製剤ペグフィルグラスチムが用いられることを学びました。また、化学療法施行患者への精神的支援として聴取した治療に対する不安を多職種間で共有することで、患者の不安を軽減し治療の円滑化に繋がることが参考になりました。今後のアドバンスト活動において、化学療法誘発性の副作用に対して、薬物治療とともに、精神的なケアにも配慮できるように精進していきたいと思います。

(報告者:河合早紀)

【安城厚生病院】
「難治性精巣腫瘍患者への関わりを通して」

2016年5月25日

第6回(第34回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第6回(第34回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院および名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、藤田保健衛生大学病院の内分泌代謝内科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設には多数の学生や教員が参加しており、症例報告後の質疑やコメントが多く、活発な報告会となりました。副腎皮質機能低下症患者における副腎クリーゼの発生頻度は高く、その誘発には服用しているステロイドの用量が関与していることから、ステロイドの服薬コンプライアンスが患者の生命や健康に大きな影響を与えることを学びました。そのため患者指導文書を分かりやすい表現にすることや退院処方の一包化の提案などの工夫が参考になりました。副腎皮質機能低下症の治療および副腎クリーゼ予防の必要性、さらに服薬コンプライアンス(アドヒアランス)向上のための薬剤師の役割の重要性を学びました。今後のアドバンスト活動において、心理教育を通じて薬識の向上にも念頭に置き、個々の患者に合わせた指導を行えるように精進していきたいと思います。

(報告者:近藤麻生)

【藤田保健衛生大学病院】
「下垂体性副腎皮質機能低下症におけるホルモン補充療法の1例」

2016年5月18日

2016年度 談話会:配属4年生との顔合わせ

「2016年度 談話会:配属4年生との顔合わせ」が、名古屋大学医学部附属病院内の名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターサテライトセミナー室にて開催されました。

2016年度、当室配属4年生9名(研究コース3名、アドバンストコース3名、および学術研究コース3名)と他研究室(衛生化学研究室)のアドバンストコース1名の配属が決定し、恒例の顔合わせ談話会は、一同大盛り上がりでした。当部門の野田幸裕教授、吉見 陽助教から歓迎の言葉と自己紹介があり、続いて博士課程、学部6年、5年、4年の順に自己紹介をしました。その後、お菓子や飲み物を囲んで4年生と歓談しました。配属された4年生は、当室での活動に期待と不安があると思いますが、有意義な時間を過ごせるよう共に頑張っていきたいと思います。

(報告者:藤井菜々美)

2016年5月11日

第5回(第33回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第5回(第33回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院および名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、名古屋大学医学部附属病院の精神科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設には多くの学生や教員が参加しており、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。精神疾患は、一般的に病識や薬識が欠如していることから、退院後の自己管理に向けた服薬遵守や服薬継続の重要性が理解できるようにする必要があります。そのためには、薬に対する構えの調査票(DAI-10)を用いて患者の服薬態度を客観的に評価しながら、服薬の意義や薬効・副作用などを説明していくことが重要であることを学びました。今後のアドバンスト活動において、患者が積極的に薬物療法に参加し、患者の自立支援ができる薬剤師となれるよう精進していきたいと思います。

(報告者:松岡史華)

【名古屋大学医学部附属病院】
近藤麻生
「双極性障害患者におけるTDM、薬剤変更・調整とアドヒアランスの改善について」

2016年4月27日

第4回(第32回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第4回(第32回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院および名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターライフサイエンスホールにて同時開催されました。

今回は、愛知医科大学病院の高度救命救急センター集中治療室(EICU)・総合集中治療室(GICU)にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設には多くの学生や教員が参加しており、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。低ナトリウム血症発生時においては、最新のガイドラインや文献等からエビデンスのある薬剤、投与量を提案することが重要であることを学びました。病態が複雑で重症患者が多いEICU・GICUにおける薬剤師には、幅広い病態の知識、適切かつ迅速な薬物治療計画の提案が必要であると感じました。今後のアドバンスト活動において、薬学的知識だけではなく、検査データや臨床所見も考慮した上で適切な薬物治療が提案できる薬剤師となれるよう精進していきたいと思います。

(報告者:松岡史華)

【愛知医科大学病院】
「低ナトリウム血症患者への薬学的介入」

2016年4月23日

第6回研究・大学活性化を目的とした学生フォーラム(名古屋)

「名城大学 第6回研究・大学活性化を目的とした学生フォーラム」が、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターにて、「自分の枠を飛び越えろ」をテーマに、開催されました。

当部門の学部6年である卒論コースの伊藤貴博、成瀬 亮、後藤咲香、磯貝里奈、アドバンストコースの河合早紀、近藤麻生、岩井 茜、および衛生化学研究室の松岡史華が口頭発表を行いました。名古屋大学医学部附属病院におけるアドバンスト活動および当部門の研究室活動について、それぞれ学部6年のアドバンストコース(口頭とポスター)および学部5年(ポスター)が紹介しました。特別招待講演では、「もう一歩先の道を追求する薬剤師とは」をテーマに、病院と薬局の薬剤師の方は、専門薬剤師としての役割と必要性について、患者および主体的な医療参加を支援するNPO法人の方は、患者と医療従事者間のコミュニケーションについて講演されました。本フォーラムを通して、学生同士の活発な討論により研究に対するモチベーションが向上するとともに、かかりつけ薬剤師として、患者に寄り添って活躍することが求められていることを実感することができ、大変有意義な時間となりました。

(報告者:磯貝里奈)

【口頭発表】
伊藤貴博
「ストレス負荷マウスのうつ様行動におけるセロトニントランスポーター制御機構の関与」
成瀬 亮
「統合失調症様モデル動物に認められる社会性行動障害におけるドパミンD3受容体の役割」
後藤咲香
「統合失調症様モデル動物に認められる精神行動異常におけるα7およびα4β2ニコチン性アセチルコリン受容体の関与」
磯貝里奈
「精神科外来患者における抗うつ薬および抗不安薬の処方状況に関する調査」
河合早紀
「2型糖尿病外来患者における経口血糖降下薬の服薬状況および病態・薬識に関する調査」
近藤麻生
「歯科-精神科リエゾン領域におけるセロトニントランスポーターの代謝過程を標的としたバイオマーカーの開発」
岩井 茜
「腎細胞癌治療患者における有害事象と総スニチニブ血中濃度あるいはその薬物動態に関与する遺伝子多型との関連性」
松岡史華(衛生化学研究室・アドバンストコース)
「がん疼痛患者におけるトラマドールの使用状況と有害事象の関連性:トラマドールの適正使用に向けて」
岩井 茜、松岡史華
「アドバンスト研修紹介 名古屋大学医学部附属病院」

【ポスター発表】
河合早紀、近藤麻生、岩井 茜、松岡史華
「アドバンスト研修紹介 名古屋大学医学部附属病院」
岩田未来、柳本佳南、浮貝真子、内田美月、竹内佐織、山田將玖郎、藤井菜々美、中川芹菜、加藤清香、加藤奈波
「研究室紹介 病態解析学Ⅰ」

2016年4月13日

第3回(第31回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第3回(第31回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターライフサイエンスホールにて同時開催されました。

名古屋大学医学部附属病院の皮膚科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加しており、症例報告後には各中継施設から多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。がん患者に対する疼痛コントロールにおいて、薬剤師が鎮痛薬の効果や副作用の評価を行い、必要に応じてエビデンスに基づいた代替薬を提案することの重要性を学びました。トラマドール使用後の強オピオイド導入では、開始時の悪心・嘔吐の副作用が軽減されるという臨床研究で得られた新たな知見が本症例と一致しており、臨床研究の結果を臨床現場で実感するというアドバンストコースならではの貴重な経験だと感じました。今後のアドバンスト活動において、臨床現場における問題発見能力とそれを解決する科学的思考能力を兼ね備えた薬剤師となれるよう精進していきたいと思います。

(報告者:岩井 茜)

【名古屋大学医学部附属病院】
松岡史華
「悪性黒色腫患者における薬剤性肝障害発生時の対応と麻薬の導入」

2016年4月2日、4日

2016年度 お花見・親睦会

「2016年度 お花見・親睦会」が、鶴舞公園と遊食三昧NIJYU-MARUにて開催されました。

4月2日に鶴舞公園へお花見に行きました。前日の雨で桜が散ってしまうのではないかと心配でしたが、満開の桜の木の下で集合写真を撮ることができました。4日は夜桜の下でも全員集合して写真を撮りました。当室の皆さんは、桜を堪能する以上に点々と並ぶ屋台にテンションが上がり、「花より団子」で食を楽しんでいました。その後は、遊食三昧NIJYU-MARUへ移動し、当室に赴任された吉見 陽助教との親睦を深めることも兼ねた親睦会が開催されました。野田幸裕教授が今年度の抱負を述べられ、当室一同が新たな気持ちで「今年度の生活」を送ろうと気を引き締めました。今回のお花見・親睦会は、学部5年レク係(加藤清香)として初めて計画を立てて開催した行事でした。春といえば様々な新しい事が始まる季節であると感じながら、皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。心機一転、皆さん楽しく頑張っていきましょう!

(報告者:内田美月)

2016年3月23日

第2回(第30回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第2回(第30回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターライフサイエンスホールにて同時開催されました。

名古屋大学医学部附属病院の呼吸器内科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加しており、症例報告後には各中継施設から多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。非小細胞肺がんの化学療法とそれに対する薬剤師の役割を学びました。化学療法誘発性の悪心および吃逆に対する薬物治療計画の提案や副作用モニタリング、生活上の注意点に関する介入などが参考になりました。今後のアドバンスト活動において、化学療法によって誘発される副作用に対して、薬学的な介入のみならず、生活面でも患者支援が行えるように精進していきたいと思います。

(報告者:河合早紀)

【名古屋大学医学部附属病院】
岩井 茜
「非小細胞肺がん患者の術後補助化学療法における薬剤師の介入」

2016年3月19日

2015年度 送別会:追い出しコンパ

「2015年度 送別会:追い出しコンパ」が、旬彩DINING 貢(みつぐ)名古屋駅店にて開催されました。

毛利彰宏助教が平成28年3月付けで退職され、肥田裕丈先輩が大学院学位取得・修了し、8名の学部生が卒業するために、OBやOGの先輩方も含め総勢35名が参加しました。会は、野田幸裕教授の挨拶から始まり、退職や卒業される先生や諸先輩方と当室での生活を振り返りながら、談笑を楽しみました。会の中盤には野田幸裕教授が、学部5年、4年で作成した当部門オリジナルの修了書を1人1人に手渡ししていただきました。その後、学部卒業生から野田幸裕教授と毛利彰宏助教へ感謝の寄せ書きが渡され、野田幸裕教授からは学部卒業生へ激励の言葉が送られました。会の最後に、毛利彰宏助教からは当室での思い出や発展を祈念するお言葉をいただきました。どの言葉にも重みや深みを感じ、在籍する一同が、オンリーワンを目指して、今後の活動を盛り上げ、更に発展させていきたいと思います。最後に、お世話になった皆様の今後のご活躍をお祈りいたします。

(報告者:伊藤貴博)

2016年3月18日

2015年度 卒業式:博士課程と学部6年生への記念品授与

「2015年度 卒業式」が、愛知県体育館にて、「平成27年度学位記授与式・祝賀会」が、名古屋マリオットアソシアホテルにて開催されました。

当部門からは薬学研究科博士課程(4年制)第1期修了生として1名、6年制薬学部第5期卒業生として7名が卒業されました。博士課程修了生の肥田裕丈先輩は卒業式にて大学院修了生答辞を述べ、学位記を授与されました。学部卒業生の大口裕美は祝賀会にて学業優秀学生として、浅井美穂はTOEIC高得点者として表彰されました。先輩方には大変お世話になりました。当部門の卒業生であることを誇りに思っていいただけるように、これからは私たちが当部門をより一層盛り立てていきます。先輩方が「病態解析学Ⅰ」で培った経験を活かして、各方面でご活躍されることをお祈りしています。

(報告者:岩井 茜)

2016年2月24日

第1回(第29回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会

「第1回(第29回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターライフサイエンスホールにて同時開催されました。

名古屋大学医学部附属病院の婦人科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加しており、症例報告後には各中継施設から多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。化学療法に対する支持療法における薬剤師の役割について理解を深めることが出来ました。特に中枢移行性や消失半減期を指標とした制吐薬の選択は非常に参考になりました。一方で、薬剤師による薬剤情報提供が患者の服薬に対する姿勢に大きな影響を及ぼすということを学びました。今後のアドバンスト活動において、薬物動態を指標とした薬剤選択および処方提案を積極的に行っていきたいと思います。

(報告者:岩井 茜)

【名古屋大学医学部附属病院】
河合早紀
「化学療法施行中の膣癌患者における薬剤師の介入」

2016年1月21日

2015年度 新年会

「2015年度 新年会」が、鶴舞の笑笑にて開催されました。

野田幸裕教授、毛利彰宏助教、博士課程の先輩方、CBTと基礎薬学総論の定期試験を終えた学部4年、実務実習中の学部5年など、当室のメンバーが一同に揃いました。さらに薬効解析学研究室の水野智博先生にもご参加いただき総勢25名で開催することが出来ました。今回は新年会ということで、「お年玉企画」を用意しました。野田教授とのじゃんけんで勝ち上がった勝者1名(加藤清香さん)と最後まで負け残ってしまった敗者1名(竹内佐織さん)には、お年玉としてQuoカードが授与されました。おめでとうございます!皆でトマト鍋を囲みながら各テーブルで楽しい時間を過ごすことができました。新たな年を迎え、はや1ヶ月。今年度も気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

(報告者:伊藤貴博)

2016年5月17~18日

米国サンフォード大学薬学部から臨床研修生 Van Hook Hayley Katherineさん、O’Neal Juliet Anastasiaさんが名古屋大学医学部附属病院および病態解析学Iを訪問

米国サンフォード大学薬学部4年生 Van Hook Hayley Katherineさん、O’ Neal Juliet Anastasiaさんが、日本における臨床薬学教育研修の一環として、名古屋大学医学部附属病院(名大病院)および病院内に設置された名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターサテライトセミナー室病態解析学Ⅰにて臨床研修を実施しました。

○17日午前~

臨床研修①:名大病院内を見学し、病院の概要を説明し、米国との相違点について話し合いました。その後、サテライトセミナー室にて当部門内での活動や研究内容についてスライドで説明しました。

ウェルカム・パーティ:ピザやお寿司、お菓子を食べながら、臨床研修生が滞在期間中に観光を予定している東京や大阪、京都などのおすすめスポットの話で盛り上がりました。パーティーの始まりと終わりには日本の食事の挨拶である「いただきます」と「ごちそうさま」について説明し、一緒に手を合わせました。

○17日午後~

臨床研修②:学部6年のアドバンスト学生4名より、病棟の特徴や病棟薬剤師の役割、患者との関わり方について説明し、症例発表を行いました。当部門で行っている薬剤師外来(吸入療法指導)について紹介し、実際に吸入操作を体験してもらいました。その後、血管外科/歯科口腔外科/皮膚科/総合診療科の病棟を見学しながら、各科の特徴や病棟薬剤師の業務内容を紹介しました。

実験体験・見学①:体験実験としてジェノタイピング(遺伝子型判定)のためのポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction:PCR)法の原理やピペット操作を含む手順を説明しました。その後、反応試薬の調製を体験してもらいました。

ショッピング:名古屋駅にて日本の小物ショップをまわり、夕食には名古屋めしである味噌カツを食べました。初めて食べる味噌カツに臨床研修生は、「美味しい」と感動していました。帰りの駅構内では、視覚障害者誘導用ブロックを紹介し、臨床研修生は「今まで見たことがない」と驚いていました。

○18日午前~

臨床研修生による症例発表:臨床研修生よりイソニアジド誘発性てんかん重積および尿路感染症の症例発表を聞き、それぞれの病態、診断法、疾患分類、それに伴う薬物治療法を学ぶことができました。米国の薬学生の病棟実習内容も詳細に知ることができ、今後の病棟実習や研修に活かして行きたいと思いました。

実験体験・見学②:前日の17日に引き続いてジェノタイピングを行いました。臨床研修生は、昨日PCR法で増幅させた産物を慣れないピペット操作に苦戦しながらも作製したゲルに電気泳動によって目的とするDNAバンドを検出することができました。

昼食:嵐山や清水寺、名古屋城、東京駅など、日本の有名な観光スポットをスライドショーで紹介しながらお弁当を食べ、日本と米国の文化について話し、交流を深めました。

○18日午後~

日本文化紹介:日本の伝統文化として、書道を行いました。臨床研修生に漢字の意味を教え、気に入った漢字を書いてもらいました。とめ、はね、はらいなどの書道の筆づかいをジェスチャーも交え、一画一画に集中して筆を運んでいました。出来上がった作品をフレームに入れ、プレゼントしました。その後、日本の伝統的な遊びである福笑いも行い、出来上がった顔に全員が笑顔になりました。

臨床研修③:呼吸器内科/呼吸器外科および精神科/親と子どもの心療科の病棟を見学しました。前日に見学した血管外科/歯科口腔外科/皮膚科/総合診療科とのナースステーョンの設備や病室の違いや特徴、病棟薬剤師の業務内容を紹介し、日本と米国の違いについて話し合いました。

以上のように、2日間臨床研修生と積極的にコミュニケーションをとり、交流を深めることで、米国の病院実習の内容、教育制度、および薬剤師の役割について知ることができました。日本の薬剤師の在り方について考える良い刺激となりました。

(報告者:中川芹菜、河合早紀)

2016年3月15~16日

米国サンフォード大学薬学部から臨床研修生 Alesha Loveさん、Hillary Estrightさん、およびGabrielle Williamsさんが名古屋大学医学部附属病院および病態解析学Iを訪問

米国サンフォード大学薬学部4年生 Alesha Loveさん、Hillary Estrightさん、およびGabrielle Williamsさんが、日本における臨床薬学教育研修の一環として、名古屋大学医学部附属病院(名大病院)および病院内に設置された名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターサテライトセミナー室病態解析学Ⅰにて臨床研修を実施しました。

○15日午前~

臨床研修①:薬剤部の各部署を見学しながら、名大病院の調剤業務の流れ、TDMやチーム医療について説明を受け、名大病院の薬剤師の職務について学びました。その後、サテライトセミナー室にて当部門内での活動や研究内容についてスライドで説明しました。

ウェルカム・パーティ:手巻きずしや赤飯、おにぎりなどの日本食を紹介しました。英語のレシピを見ながら一緒に作って試食し、来日早々の臨床研修生にも好評でした。臨床研修生と好きな日本食や米国の日本食レストランの話で盛り上がりました。

○15日午後~

臨床研修②:学部5年のアドバンスト学生4名より、病棟の特徴や病棟薬剤師の役割、患者との関わり方について説明し、症例発表を行いました。当部門で行っている薬剤師外来(吸入療法指導)について紹介し、指導方法を説明しました。その後、呼吸器内科/呼吸器外科および精神科/親と子どもの心療科の病棟を見学しながら、各科の特徴や病棟薬剤師の業務内容を紹介し、日米の違いについて話し合いました。

日本文化紹介①:日本の伝統文化として、書道を行いました。臨床研修生に漢字の意味を教え、気に入った漢字を半紙に書いてもらいました。筆づかいはジェスチャーを交え、一緒に書いて練習しました。3名の臨床研修生は、初めてにもかかわらず、上手に漢字を書くことができました。

ボーリング大会:日米で人気のあるボーリングを行いました。チーム対抗戦で、臨床研修生もそれぞれのチームメンバーとしてゲームに参加しました。どのチームも、ストライクやスペアが取れた時に全員で喜びを分かち合い、非常に盛り上がりました。

○16日午前~

臨床研修生による症例発表:臨床研修生より高血圧症および心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症例発表を聞き、それぞれの米国の患者に対し、検査値、バイタルサイン、および患者背景を考慮した薬学的介入方法を学ぶことができました。症例から新たな病態や治療法の知見を深める良い機会となり、今後の病棟実習や研修に活かして行きたいと思いました。

日本文化紹介②:日本の伝統文化として名前の手彫りスタンプを作り、前日の書道半紙に押印しました。出来上がった作品をフレームに入れ、臨床研修生にプレゼントしました。その後、かるたを行い、日本の伝統的な遊びに触れてもらいました。

昼食:2日間の思い出をスライドショーとして眺めながら、臨床研修生とお弁当を食べ、日米の医療、薬学教育、および学生生活について話し合い、相違点を理解しました。

○16日午後~

高齢者向けくすり教室:高齢者に対する服薬指導およびアドヒアランス向上の活動として、デイサービスセンターにおける高齢者向けの「くすり教室」を見学してもらいました。最後に、臨床研修生も日本語で高齢者に自己紹介を行い、高齢者と交流することができました。

以上のように、日米の薬剤師業務や薬学教育の違いについて共有することで理解が深まり、将来の薬剤師像や学生としてすべきことを考えることができました。国際交流の必要性や楽しさを実感し、有意義な2日間でした。

(報告者:河合早紀)

2016年11月23日

くすり教室「出前実験授業 くすり教室 一宮2016 愛知」

尾張一宮駅前ビル(i-ビル)にて、一宮市薬剤師会との共同企画として「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室:実験講座」を開催しました。161123 NPO

2016年11月1日

中部経済新聞コラム掲載:野田幸裕教授

中部経済新聞において、野田幸裕教授のコラムが掲載されました。161101 中部経済新聞

2016年9月12日

くすり教室「名古屋市立八事小学校 名古屋」

名古屋市立八事小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室:実験講座」「薬物乱用・依存」 を開催しました。160912 NPO

2016年6月28日

くすり教室「日進市立香久山小学校 愛知」

日進市立香久山小学校にて、名城大学と日進市による提案型連携事業第1弾(平成28年度提案型大学連携協働事業)、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターによる科学実験出前授業として「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室:実験講座」を開催しました。160628 NPO

2016年2月18日

くすり教室「一宮市立大志小学校 愛知」

一宮市立大志小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室:実験講座」を開催しました。160218 NPO